【中山金杯2026予想】一年の計は金杯にあり!アンゴラブラックやカネラフィーナなど出走予定馬を考察

「一年の計は金杯にあり」という競馬の格言があるように、馬券運を占うおみくじ的な感覚で金杯レースを買われる方も多いのではないでしょうか?ここはキッチリ的中させて好スタートを決めたいところです。ということで、今回は東の金杯レース「中山金杯」に出走する予定馬の中でも上位人気が予想される有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。※馬齢は年明け後の年齢となります。
アンゴラブラック(牝5、尾関知人厩舎)
前走のアイルランドT・2着から参戦するアンゴラブラック。2着に敗れたものの、極限の上がり勝負で外差しが決まる中、唯一インを突いて伸びてきた内容は高く評価できます。早仕掛けながら力を示したナテープに先着した点も収穫で、上がり勝負への適性は十分です。同じ中山の2000mで行われた野島崎特別では、好位追走から直線で内から突いていって快勝。速い時計の決着にも対応できており、コース適性や重賞のペースも問題なし。重賞初制覇へ、期待は大きく膨らみます。
カネラフィーナ(牝4、手塚貴久厩舎)
前走の新潟牝馬Sを快勝したカネラフィーナ。スタート直後から好位4番手をキープ。直線で満を持して抜け出し、上がり最速34秒6で完勝。斤量52kgの恩恵も活かしきり、地力の高さを証明した堂々の内容でした。揉まれない好位から伸び、折り合って2200mという距離をこなせたのは収穫です。中山の2000mは1勝クラスのミモザ賞を番手追走から上がり最速の脚で早めに抜け出して快勝しており、舞台適性も問題なし。安定して好位に付け、速い上がりも使える馬。4連勝中で勢いもあり、ここは勝ち負けの期待十分でしょう。
マイネルモーント(牡6、高木登厩舎)
前走の中日新聞杯・8着から巻き返しを狙うマイネルモーント。前走は1分57秒台という速すぎる決着に加え、ラスト4ハロン勝負となり、瞬発力型が上位を独占。ゴールドシップ産駒でパワー型の同馬には厳しいレース質でした。丹内騎手も「時計が速すぎた」と振り返っており、力負けではありません。昨年の中山金杯では持久力戦の流れを味方に2着と好走。急坂でもしぶとく伸びる強みを発揮しました。パワーと底力が問われやすい今年の中山金杯なら、再び上位争いに加わる可能性は十分でしょう。

