【京王杯2歳ステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

今後のビッグレースに繋がる2歳重賞「京王杯2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダイヤモンドノット(牡2、福永祐一厩舎)
11/5(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F38.4-2F25.0-1F12.6(馬なり)
栗東坂路で単走。福永調教師自らが手綱を握り、拉致沿いを手応え良く駆け上がり、ラスト1Fは12秒6をマークしてゴールしました。馬なり調整とはいえ、力強いフットワークで登坂してチップを蹴り上げており、好調ぶりを印象付けています。1週前は坂路を単走で追われ、4F54.5-1F12.5をマーク。秋はすでに2戦使っており、強い負荷は必要なし。前走から中2週というレース間隔ながらも入念に乗り込まれており、負荷はかけずとも順調にケアされてきた印象です。
レッドスティンガー(牡2、矢嶋大樹厩舎)
11/5(水)美浦・W(良)5F67.7-4F52.7-3F37.7-1F11.6(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬オコジュと、同じく古馬1勝クラスのリーゼントジェイドを追走し、道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内に進路を取ると、ラスト1F11秒6の脚で伸びて2頭に1馬身先着してゴール。1週前もWコースで2頭併せを行い、5F68.7-1F11.3をマークして最先着でゴールしました。道中のラップは優秀で、しまいも2週連続で11秒台をマークと時計は優秀です。古馬相手に好時計で先着できており、内容も申し分無し。前走時からの上積みを感じさせる内容で、絶好の気配を漂わせています。
コックオーヴァン(牝2、伊藤伸一厩舎)
11/5(水)美浦・W(良)6F81.8-5F65.7-4F50.9-3F36.5-1F11.3(馬なり)
松岡正海騎手を背に美浦のWコースで単走。序盤から良いペースを刻みつつ、中盤も緩めず、しまいもラスト1F11秒3をマークしてゴールしました。全体時計は自己ベスト更新で、程よい前進気勢を見せてしまいも11秒3の好時計でまとめる好内容の追い切り内容を消化。1週前はWコースで追われ、5F66.7-1F11.9をマーク。休み明けだった前走を一度使われ、順当に良化してきた印象です。今回は少なくとも勝った新馬戦ぐらいの状態には整われてきたと見ます。

