JRAは8月26日、フランス・パリロンシャン競馬場で9月7日（日本時間同日22時50分発走予定）に行われるムーランドロンシャン賞（G1、芝1600m）の海外馬券を発売すると発表した。

同レースには、日本からゴートゥファースト（牡5、新谷功一厩舎）が出走を予定。前走は、海外初挑戦となったジャックルマロワ賞（G1、ドーヴィル競馬場・芝1600m）で5着に健闘。欧州マイル戦線で着実に存在感を示しつつあり、今回のムーランドロンシャン賞での走りに注目が集まる。

ムーランドロンシャン賞は、パリロンシャン競馬場の象徴である赤い風車（ムーラン）に由来し、欧州を代表するマイルG1のひとつ。これまでに日本馬は4頭が挑戦し、2003年のローエングリンによる2着が最高成績。ゴートゥファーストは日本馬として5頭目の挑戦となる。

馬券の発売は、即PATおよびA-PATによるネット投票で9月7日午前7時から発走予定時刻の2分前まで。また、UMACAおよびUMACAスマートでは、同日各事業所の発売開始時刻から営業終了時刻まで発売される。馬券は単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の7式別で、JRA独自のオッズが適用される。

欧州のトップマイラーたちとの激突が予想されるムーランドロンシャン賞。ジャックルマロワ賞での経験を糧に、ゴートゥファーストがどのような走りを見せるか、大きな期待がかかる。