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【JRA新潟記念2025予想】無傷3連勝のエネルジコ、ついに古馬撃破へ

2025/08/27 13:48
【JRA新潟記念2025予想】無傷3連勝のエネルジコ、ついに古馬撃破へ

サマー2000シリーズ最終戦「新潟記念」がいよいよ開催される。注目の主役は、無傷の3連勝で青葉賞を制したエネルジコだ。

前走の青葉賞ではスタートが微妙で後方からの競馬を余儀なくされたが、ルメール騎手は慌てることなく冷静に構えた。外差し有利の馬場を正確に把握し、完璧な立ち回りを見せたファイアンクランツを最後の直線で鮮やかに差し切った。キャリア2戦目とは思えぬ落ち着きと鋭い末脚は、まさにノーザンファーム生産馬の真骨頂といえる。ルメール騎手も「最後の最後で届いてくれた。距離も問題なかった」と高く評価した。

ここまで3戦3勝。2024年10月に東京でデビュー勝ちを収めると、休養を挟んで迎えたセントポーリア賞を快勝。そして2カ月半ぶりの青葉賞も豪快に差し切り、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。体調面の不安で日本ダービーは見送ったが、世代屈指のポテンシャルを秘める存在であることは疑いようがない。今回は初の古馬相手となるが、直線の長い新潟外回りは舞台として合うイメージ。斤量の恩恵もあり、上位争いは必至とみられる。

1週前追い切りでは伴騎手が跨り、美浦ウッドで僚馬を5馬身追走して6ハロン83秒2-11秒2をマーク。最後は3馬身先着し、力強い脚さばきを披露した。伴騎手は「青葉賞の頃より格段に良くなっている。馬体も大きくなり、バランス良く走れている」と手応えを語り、成長を実感している。

エネルジコは体質面に弱さを抱え、ダービーを回避して夏休みを過ごしたが、その効果は大きい。高柳瑞師も「背が伸びて体質がましになった。まだ頼りない部分はあるが確実に良化している」と語る。今は進化の過程にあるが、その非凡な切れ味はすでに世代上位。ルメール騎手が「次のダービー馬」と称するほどの素質馬だけに、ここでどのようなパフォーマンスを見せるか注目が集まる。

今年から新潟記念は別定戦となり、例年以上に実績豊富な古馬が顔を揃える。まさに試金石の一戦となるが、これまでの内容から十分通用する力を秘めている。初のコースとなる新潟外回りなら、その鋭い末脚がさく裂する可能性は高い。世代屈指の才能を誇る無敗馬が、夏の大舞台で新たな伝説の扉を開くか。新潟記念はエネルジコの真価が問われる舞台となる。 

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