【オールカマー2025】ドゥラドーレスの秋初戦はオールカマーに決定、悲願Vで完全復活なるか?

エプソムC、七夕賞とG3で連続2着と好走を続けているドゥラドーレス(牡6、宮田敬介厩舎)の次走が、9月21日に中山競馬場で行われるオールカマー(G2、芝2200m)に決定した。
ドゥラドーレスは、2022年の毎日杯で3着、同年の菊花賞でも4着と、3歳時からクラシック路線で存在感を示してきた素質馬。しかし、菊花賞後に左トモを痛め、4歳時はわずか1戦のみに終わった。その後、右前脚の屈腱炎を発症し、1年以上にわたる長期離脱を余儀なくされた。
それでも、昨年10月にオクトーバーSで復帰すると、続く小倉日経オープンで鮮やかな勝利を飾り、完全復活を印象づけた。今季はエプソムC、七夕賞でいずれも2着に食い込み、重賞タイトルにあと一歩のところまで迫っている。
これまで4度の重賞挑戦はいずれも惜敗に終わっているが、5度目の挑戦となるオールカマーで、悲願の重賞初制覇を狙う。
前走後は福島県のノーザンファーム天栄に移動し、秋の大舞台に向けて態勢を整えている。復活の階段を一歩ずつ登ってきたドゥラドーレスが、悲願Vで完全復活を遂げることができるかに注目だ。

