今週阪神の土曜8Rは障害G3の「阪神ジャンプステークス」が開催されます。昨年はアップトゥデイトが優勝し、連覇を達成。過去にはコウエイトライが4回優勝、オースミムーンが2回優勝、高田潤騎手の4連覇など、リピーターの活躍が目立つレースという印象があります。過去の結果に偏りがあるならデータ面からある程度馬を絞ることもできそうですね。今回は過去10年間のデータをもとに阪神ジャンプSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率100%

人気は、「1番人気」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数が最多です。また、勝率（70%）・連対数（90%）・複勝率（100%）の全てでトップとなっております。複勝率は100%となっており、3着内の信頼度は非常に高く、データ的には軸に最適と言えます。下位人気を見てみますと、「9番人気以下」は連対数が0回で、「11番人気以下」は3着内が0回となっており、穴馬はほとんど来ません。3連単の配当は万馬券未満が5回あり、順当決着傾向の強いレースです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「5枠」＆「先行」が好成績

コースは阪神競馬場の障害3140mを使用。枠番は、「5枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝率（25%）・連対率（37.5%）・複勝率（50%）の全てがトップとなっており好成績です。

脚質は、「先行」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。好走率ベースにおいては、「逃げ」が勝率（25%）・連対率（66.7%）・複勝率（75%）の全てでトップとなっております。前で競馬をする馬が中心となります。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目。

■「7歳」が好成績

年齢は、「6歳」と「7歳」が3勝ずつを挙げており、「7歳」が連対数と3着内の回数が最多です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心で、「牝馬」はほとんど出走しません。所属は、9勝を挙げている「栗東」が中心となります。

■前走レースが「障害オープン」だった馬に注目

前走レースは、「小倉サマージャンプS」が最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多ですが、今年は前走が小倉サマージャンプSだった馬の出走がないため、次いで勝利数が多い「障害オープン」に注目です。前走着順は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着馬」に注目です。また、勝ち馬は10頭中9頭が前走「2着以上」だった馬で、1着の予想においては3着以下は割り引いても良さそうです。

■騎手は「高田潤」に注目

騎手は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「高田潤」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。