今週木曜の川崎競馬場ではメインレースに指定交流競走のスパーキングレディーカップが開催されます。JRAからは前走・かきつばた記念で牡馬相手に逃げて勝利しているゴールドクイーンに主戦の古川騎手、牝馬限定なら見直せるサルサディオーネには岩田騎手、さらに今年東西リーディング独走中の川田騎手はファッショニスタに騎乗と、今年も中央勢の布陣は抜かり無いものとなっています。 そんな中央勢の中でも注目したいのが3歳馬で52kgという軽量もあり改めて見直したいマリブムーン産駒のマドラスチェックです。美浦、斉藤誠厩舎の管理馬で今回はルーキーの齋藤新騎手とともに挑みます。 これまで先行して結果が出ている馬ですが、前走の関東オークスでは4コーナーで捲り気味に進出という新味も見せているだけに、ゴールドクイーンやファッショニスタといった前に付けたい馬を相手に齋藤騎手がどの位置を選択するのか、ルーキーの手綱さばきにも注目が集まりそうなところ。 戦績からも1番人気となる可能性は充分にあるためプレッシャーが重荷となるか励みとなるか。ここ数年ダートで牝馬の大物は現れていないだけに、人馬ともに新星誕生を期待したいです。