土曜の東京メインレースは芝2400mで行われるハンデ戦「ジューンS」です。今年は日本とペルーの外交関係樹立150周年記念を冠するレースとして行われます。

過去の勝ち馬にはサンレイポケット、シルヴァーソニック、ヴェラアズールなど錚々たるメンバーが名を連ねています。シルヴァーソニックは海外重賞制覇、ヴェラアズールはジャパンカップ制覇とこのレースをステップに大きく飛躍を遂げている出世レースでもあります。

注目したい傾向は2021年のシルヴァーソニック、2022年のヴェラアズールがともに緑風ステークス3着からのローテーションで優勝している点で、今年は田辺騎手騎乗のドゥラメンテ産駒サクセスシュートが該当馬ということで馬券検討からは欠かせない1頭となりそうです。

また、過去5年のデータを参照すると昇級初戦の馬が勝てておらず、準オープンとして既存勢力が高い壁として立ちはだかる傾向が見て取れるため、今年該当するサンセットクラウド、ワープスピードにとっては試練のレースとなりそうですね。