京都ハイジャンプ（2022）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

中京の土曜8Rは障害G2「京都ハイジャンプ」が開催です。例年京都の障害3930mで行われるレースですが、今年も昨年に続き京都競馬場の改修工事の影響で中京の障害3900mで開催されます。バンケットの無い中京コースなら、競走馬にとっては例年よりも走りやすくなることでしょう。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに京都ハイジャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■中穴の激走目立つ、波乱含みの一戦

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。3着内の回数は「3番人気」が最多となっており、上位人気の好走率はまずまずです。「10番人気以下」は3着内が0回となっており大穴は全く絡みませんが、「6～9番人気」は3着内が8頭と多く、中穴クラスの人気馬の好走が目立っています。3連単では2019年に61万馬券と高額配当も飛び出しており、障害レースとしては波乱傾向は強めです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行」が好成績

コースは中京競馬場の障害3900mを使用。例年、京都の障害コースを使用していましたが、今年は京都競馬場の改修工事の影響で中京での開催となります。「枠」と「脚質」については主に京都で行われたレースの傾向となるため、今年は傾向が当てはまりにくいところがある点をご了承ください。

枠は「7枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「8枠」も2勝を挙げており、外枠が好成績です。

脚質は「逃げ」が最多の6勝を挙げており、ハナを切った馬がそのまま逃げ切るケースが目立ちます。また、勝ち馬10頭全てが「逃げ」または「先行」で、前で競馬を進める馬が中心となります。障害レースは基本的に前にいないと話にならないレースなので当然と言えるデータですが、やはり力のある馬は必然的に前につけてくるので、脚質というよりはしっかり追走できる力のある馬から狙っていくのがセオリーと言えます。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目。

■年齢は「8歳以上」に注目

年齢は「8歳以上」の馬が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内も最多です。性別は、3着内に入着した30頭全頭が「牡馬」となっており、「牝馬」は出走自体が稀です。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「三木ホースランドパークJS」に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「三木ホースランドパークJS」に注目です。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「6着以下」に敗れた馬も7頭が馬券に絡んでいるので、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分警戒しておく必要があるでしょう。

■騎手は「白浜雄造」に注目

騎手は「熊沢重文」と「白浜雄造」の2名が2勝ずつを挙げていますが、今年は熊沢騎手の騎乗予定はありませんので、騎乗予定がある白浜騎手に注目です