24日（日）の中山メインは、数少ないダートの重賞「マーチS」です。昨年は10番人気が3着、一昨年は二桁人気馬が2頭も馬券に絡むなど、ハンデ戦らしい波乱傾向の強い一戦となっております。今回は過去10年間のデータをもとにマーチSの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が不振、波乱傾向の強い一戦

「1番人気」は1勝、「2番人気」は2勝、「3番人気」は1勝と上位人気が不振です。「6番人気以下」の勝ち馬が5頭、「10番人気以下」の3着内が5頭と人気薄の好走が多く、配当も過去10年で10万馬券以上が4回、うち1回は232万馬券が飛び出しており、波乱傾向の強い一戦となっております。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行馬」が好成績

コースは中山競馬場のダート1800mを使用。枠番は、「6枠」と「8枠」が最多の3勝ずつを挙げており、勝率（16.7％）が同率トップ。「8枠」は連対率（33.3%）でもトップで、複勝率（38.9%）も「2枠」と同率でトップです。「1枠」は連対馬が0、「5枠」は3着内が0となっており割り引き。外枠がやや優勢となっております。脚質は、「先行馬」が5勝を挙げており、「マクリ」を除けば勝率（15.2%）、連対率（24.2%）、複勝率（33.3%）の全てでトップです。

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、阪神競馬場で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。

該当馬先行馬候補

テーオーエナジー
ハイランドピーク
ヒラボクラターシュ
ロードゴラッソ
サトノティターン
エイシンセラード
リーゼントロック
マイネルオフィール
ハーベストムーン
タガノディグオ

■ハンデが「58kg」の馬に注目

ハンデは、「58kg」だった馬が最多の3勝を挙げ、勝率（27.3%）、連対率（36.4%）、複勝率（45.5％）の全てでトップです。馬体重は、4勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-3kg～+3kg」に注目。

■「6歳馬」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、3着内の回数が最多の「6歳馬」が勝率（10.3%）と連対率（20.5%）でトップです。性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」は3着内が0頭です。所属は、関西馬も関東馬も大きな差はありません。

■前走が「フェブラリーS」だった馬に注目

前走は、最多の3勝を挙げている「フェブラリーS」に注目。前走着順は、「1番人気」が3着内の回数は最多ですが、「3着馬」が勝率（20%）、連対率（26.7%）でトップです。

■騎手は「松岡正海」に注目

騎手は、2勝を挙げている「松岡正海」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。