マーチステークス(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週日曜の中山メインは、数少ないダートの重賞「マーチS」です。昨年は3連単で124万馬券、2012年は232万馬券が飛び出すなど、過去10年で二度も100万馬券以上の超高額配当が出ており、ハンデ戦らしい波乱傾向の強い一戦となっております。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにマーチSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が0勝、波乱傾向はかなり強め

人気は「1番人気」が0勝と大不振で、「2番人気」も2勝、「3番人気」が1勝と上位人気の勝率は低めです。「6番人気」と「8番人気」が2勝ずつを挙げるなど、勝ち馬は下位人気からも出ております。「10番人気以下」も6頭が馬券に絡むなど、穴馬の好走も目立っております。昨年は3連単で124万、2012年は232万と100万を超える超高額配当が二度も出ていることからも、波乱傾向はかなり強い一戦であると言えるでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「8枠」が好成績＆勝ち馬は「先行馬」から出やすい

コースは中山競馬場のダート1800mを使用。枠は「8枠」が最多の3勝を挙げております。連対数と3着内の回数は「2枠」と「8枠」が同率タイとなっております。「1枠」は連対数が0回となっており最内が不振です。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。「先行」と「差し」で数の差はほとんどありませんが、勝ち馬は先行馬から出やすい傾向となっております。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、阪神競馬場で行われた2011年を除いた過去9回分のデータになります。

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、「58kg」の馬が最多の3勝を挙げておりますが、今年は同斤量の馬がいないため、連対数と3着内の回数が最多の「55kg」の馬に注目したいと思います。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「6歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「6歳」に注目です。性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」は出走自体が少なく、3着内も2着が1回のみとなっております。所属は「栗東」と「美浦」が5勝ずつを挙げており、大きな差はありません。

■前走が「総武S」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数が最多の「総武S」に注目です。前走着順は「1・3着」が3勝ずつを挙げており、3着内に入った延べ30頭中21頭が前走で「3着以内」だった馬でした。前走で馬券圏内に入着した馬は連続好走する可能性が高そうです。ただ、前走が「6着以下」だった馬も4勝しているので、前走で掲示板外に敗れた馬にも警戒する必要がありそうです。

■どの騎手にもチャンスあり

騎手は、2勝以上挙げている騎手はおらず、騎手についてはどの騎手にもチャンスはあると考えたいと思います。