今週の阪神競馬の土曜メインは3歳重賞の「毎日杯」です。ここで賞金を加算して皐月賞参戦を狙う馬も多く、皐月賞への最終便とも言われている一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに毎日杯の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は3着内率80%、堅実決着傾向強め

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多です。複勝率は80%と高く、軸には最適なデータとなっております。また、「2・3番人気」も2勝ずつを挙げており、「2番人気」は複勝率60%、「3番人気」は70%と上位人気の好走率は高めです。3着内に入った延べ30頭中21頭が「1～3番人気」の馬となっており、堅実決着傾向が強めのレースと言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■勝ち馬は「内枠」から出やすい＆どの脚質にもチャンスあり

コースは阪神競馬場の芝1800mを使用。枠は、「1・5枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「5枠」が最多となっております。「6枠」から外からは勝ち馬が1頭しか出ておらず、勝ち馬は内枠から出やすい傾向となっております。

脚質は、「先行」・「差し」・「追い込み」が3勝ずつを挙げており、どの脚質からも勝ち馬がまんべんなく出ております。脚質に極端な傾向は見られず、どの脚質の馬にもチャンスはありそうです。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■どのレースから来る馬にもチャンスあり

前走レースは、「共同通信杯」が最多の4勝を挙げておりますが、今年は同レースから来る馬はおらず、また、次いで勝利数が多い「シンザン記念」から来る馬もおりません。前走レースについては、どのレースから来る馬にもチャンスはあると考えたいと思います。

前走着順は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

■騎手は「松山弘平」に注目

騎手は、最多の2勝を挙げている「松山弘平」騎手に注目です。