新潟大賞典(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末の新潟競馬では、ハンデG3の新潟大賞典が開催されます。昨年は11番人気のマイネルフロストが2着、一昨年は10番人気のパッションダンスが優勝、さらにその前年は13番人気のナカヤマナイトが2着に入着するなど、大波乱が起こるハンデ重賞として知られております。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に新潟大賞典の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は0勝で不振傾向、人気薄の激走目立つ

「1番人気」は過去10年で1勝もできておらず不振傾向。最多の3勝を挙げているのは「3番人気」と「5番人気」。「10番人気以下（1-5-0-62）」は2着に6頭も絡んでおり、人気薄が激走するケースが目立っております。ローカルのハンデ戦らしい波乱多き一戦と言えるでしょう。

予想オッズ

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「3枠」が好成績、脚質は「差し」が中心

コースは新潟競馬場の芝2000mを使用。スタートから直線が800m以上も続くので、枠順の有利差はほぼ皆無と言っていいですが、データでは「3枠」が最多の3勝を挙げ、2着も4回と好成績。

脚質は最多の6勝を挙げている「差し」が中心となります。スローペースから直線に入り、横一杯に広がっての末脚勝負になる事が多いです。

■ハンデが「56キロ」の馬に注目

ハンデは最多の5勝を挙げている「56キロ」が好成績。「53キロ以下」または「58キロ以上」は3着内がゼロとなっており、割り引きが必要。

馬体重は最多の7勝を挙げ、馬券圏内の頭数も最多の「-3kg～+3kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が減っている馬が好走しております。

■「関西馬」＆「6歳牡馬」が好走傾向に

最多の3勝を挙げ、馬券圏内の頭数も一番多い「6歳馬」が好成績。牝馬はほとんど出走せず、「牡馬」が中心となります。所属は6勝を挙げている「関西馬」がやや優勢。

■前走が「福島民報杯」だった馬に注目

前走は最多の3勝を挙げている「福島民報杯」に注目。前走着順は6着以下からも8頭が馬券に絡んでおり、大敗馬が巻き返すケースも少なくありません。前走着順はそこまで気にしなくても良さそうです。

■騎手は「丸山元気」に注目

2勝以上挙げている騎手はおらず、抜けた成績の騎手はおりませんが、唯一1,2着に一回ずつ入着している「丸山元気」に注目。