１週前先取り日本ダービー考察・気になる上位5頭+1

いよいよ競馬の祭典、日本ダービーが来週に迫ってきました。競馬に関わる人なら誰でも憧れる晴れの大舞台。現役を引退した橋口元調教師は常々ダービーを獲ったら調教師をやめてもいい、と語っていたのは有名な話です。もちろん喩え話で、定年間近にワンアンドオンリーで悲願の日本ダービーを勝ちましたが引退はしませんでした。

そんな夢舞台が今年もやってきます。この夢舞台に出走できるのは選ばれし18頭です。先ず今年の皐月賞馬ディーマジェスティ。この馬だけが唯一３冠へのチャレンジの権利を持っています。共同通信杯で勝っているように、東京は歓迎の口。切れる末脚がダービーの夢舞台で炸裂すれば、２冠も十分見えてきます。

そして皐月賞では、よく差を詰めるも、ディーマジェスティを交わす事が出来なかったマカヒキ。今回は皐月賞の雪辱を果たすべく、この舞台に立ちます。マカヒキの能力は相当高いのは皆さんも感じているはずです。マカヒキも基本的には後ろから行く馬。自分の形は変えない方がいい。

皐月賞で１番人気に支持されたサトノダイヤモンドは、先に抜け出しをはかるものの追い込んだ２頭に屈した。能力は高いが決め手に欠く印象。

別路線組ではスマートオーディンとヴァンキッシュランが怖い存在。ヴァンキッシュランは人気先行型だったがここに来て実力も伴ってきた。ダービーでも好勝負が十分見込める。スマートオーディンは皐月賞は無理せず、京都新聞杯からダービーへの道を選択。その作戦通り京都新聞杯も毎日杯に続き快勝。勢いを感じる。現段階ではリオンディーズはこの５頭の次の評価になる。皐月賞と日本ダービーで勢力分布図が大きく変わる事になる。