パドックにいる様々な方たち。みなさんはどのように過ごすでしょうか?
競馬場に行き、パドックに行くとよくいるのが、1頭1頭ブツブツ呟く人。呟く程度なら問題はありませんが、隣りにいたりすると気になりますよね。あとは、ヤジを飛ばす人。特にその前のレースで人気を大きく裏切った騎手に対してはあちらこちらから厳しいヤジが飛びます。中には思わず反応する騎手もいます。負けたくて負けた訳ではありませんから心の中で悔しい思いを押し殺しているところに心のないヤジが浴びせられたら堪ったものではありません。
パドックには騎手や馬の写真を撮る人もいます。フラッシュ厳禁なのですが、カメラ慣れしていない方など、少し暗いと自動でフラッシュたかれてしまう場合があります。これは完全なマナー違反です。いくら故意ではないとはいえ、パドックで写真を撮る以上は、先ずはカメラの調整をきちんとしないといけません。これが出来なければ写真を撮る資格はないと言ってもいいでしょう。馬が驚き、競馬に影響する事も当然の事ながらあります。
後は微笑ましいのが応援する人。電車賃がかかっているから絶対に来てくれ!!などという方もいます。電車賃は流石に持っているでしょうが、競馬ファンの必至さが伝わってきますよね。こういった応援はいいですね。G1のパドックになると雰囲気が全く違います。ヤジなど飛ばす人はいません。馬の足音がよく聞こえてきます。あの足音は独特ですね。馬の調子を見抜く為に必ずパドックを見てから馬券を購入する人もいます。ある程度慣れるとパドックで気配のいい馬などはわかる気がします。得意な人とそうでない人がいます。