【毎日王冠2015予想】規格外の馬エイシンヒカリがすいすいっと逃げ切るか!

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2015年10月11日(日)開催の毎日王冠は、今週から開幕する東京開催の最初の重賞。秋の天皇賞を目指す馬にとっては、最重要ステップレースです。今年は頭数こそ少なめなものの、13頭中10頭がディープインパクト産駒という快挙でディープインパクト産駒選抜レースの様相にもなっています。

GⅠ戦線でも上位に来る馬が揃う中、やはり注目してしまうのはエイシンヒカリでしょう。この馬は、8戦7勝と抜群の勝率を誇り、前走のエプソムカップでは初の重賞制覇を果たし、いよいよGⅠ戦線に進出してきました。

優秀な成績もさることながらこの馬に注目するのは、オルフェーブルなみの規格外の馬だという点です。そうは言ってもピンと来ない方は、JRAのHPから見られるので、ぜひとも昨年10月19日のアイルランドトロフィーのレースを見ていただきたいのです。

サイレンススズカ並みの大逃げで直線を向いても楽勝な気配のエイシンヒカリ。残り400m付近を過ぎたあたりから何を思ったか
内馬場が荒れている訳でもないのに、少しずつ外へ外へを寄れていくのです。しかもそれはバテたとかではなくスピードはそのまま最後には外ラチ一杯にまで行くのですが、それでも3馬身差で勝ってしまうのです。あの阪神大賞典のオルフェーブルの走りを彷彿させました。

ギャロップレーサーなどの競馬の騎手ゲームなどで、普通にやっても楽勝するから敢えて外ラチ側に直線で寄って楽しむという事をやったことのある人は多いのではないでしょうかと思いますが、本物の競馬で馬が勝手にそんなことやることはありえません。そのゲーマーのように簡単に勝てるって分かっているからそんなことをしたとするなら、エイシンヒカリと言う馬は強さが規格外過ぎます。

あのサイレンススズカは、大逃げで絶対的なスピードの違いで最強と呼ばれていました。残念ながらレース中の骨折によって亡くなってしまいましたが、同じ武豊騎手の鞍上でこの毎日王冠をすいすいっと逃げ切って、サイレンススズカが勝利できなかった秋の天皇賞も勝ち、来年の凱旋門でも狙ってほしいものです。それぐらい期待出来る規格外のエイシンヒカリは大注目です。