【日本ダービー2026】青葉賞覇者ゴーイントゥスカイ、武豊騎手との黄金タッグ継続
公開: 2026/04/28 18:01

青葉賞を制し、世代戦線に名乗りを上げたゴーイントゥスカイが、クラシックの頂点を懸けた日本ダービーへ駒を進める。管理する上原佑紀調教師は、引き続き武豊騎手に騎乗を正式依頼したことを明かしており、“レジェンド”とのコンビ継続で大一番に挑む構えだ。
前走の青葉賞は、単なるトライアルの域を超えた厳しい消耗戦となった。ラスト600mは11秒7―11秒3―11秒2と、中盤から緩みのないラップを刻みながら、最後は加速するというタフな展開。先行勢が次々と失速していく中、内を立ち回ったブラックオリンピアが一度は抜け出す形となったが、ラスト200mで脚色が鈍る。その外から鋭く伸びたのがゴーイントゥスカイだった。
さらに後方からタイダルロックが迫ると、同馬はもう一度ギアを上げて応戦。差し切るだけでなく、再加速して突き放す勝負根性を見せた点は特筆に値する。11秒3―11秒2というラップを差し切った末脚はもちろん、2400mを走り切る持久力、そして競り合いで怯まない精神力を兼ね備えていることを証明した一戦だった。
レース運びにおいても、武豊騎手の手腕が光った。中団で折り合いをつけながら、常に前を射程圏に入れて進める冷静なポジショニング。勝負どころで無理なく進出し、直線では馬の能力を最大限に引き出す騎乗はさすがの一言に尽きる。ただ、それ以上に評価すべきはゴーイントゥスカイ自身の資質である。過酷なラップを耐え抜き、なおかつラストで伸び切る底力は、ダービーの舞台でも十分に通用するものだ。
デビュー戦以来となる2勝目を重賞で挙げ、一気に世代の有力馬へと躍り出たゴーイントゥスカイ。父コントレイル譲りのスタミナと瞬発力を武器に、日本競馬の頂点へ挑む。ダービーという極限の舞台で、この若駒がどこまで飛翔するのか、その走りに大きな注目が集まる。

