【札幌記念2026予想】凱旋門賞へ向かうアドマイヤテラ、試金石となる前哨戦を徹底分析
公開: 2026/08/15 04:00

日曜の札幌競馬メインは、サマー2000シリーズのG2「札幌記念」が行われる。
近年は秋のG1戦線を見据えた有力馬が集結する一戦として知られるが、今年は新潟記念が別定戦へ変更された影響もあり、例年と比べるとメンバー構成にはやや変化が見られる。
その中で最も注目を集めるのが、凱旋門賞挑戦を予定しているアドマイヤテラだ。ここは大一番へ向かう重要な前哨戦であり、陣営としても内容だけでなく結果が求められる一戦となる。
古馬になってからは2400m以上を主戦場としてきたアドマイヤテラにとって、久々となる芝2000mは決して歓迎材料ではない。それでもG1戦線で積み重ねてきた実績を考えれば、このメンバー相手に大きく崩れるようでは凱旋門賞へ向けて不安を残すことになる。今回は武豊騎手がフランス遠征中のため、坂井瑠星騎手との新コンビで臨む点も見どころの一つ。折り合いと位置取りが勝敗を左右する重要なポイントになりそうだ。
一方、友道康夫厩舎はアドマイヤテラとショウヘイの2頭出し。競馬では「厩舎の人気薄」に注意という格言があるが、その意味でもショウヘイの存在は軽視できない。今年の大阪杯は10着と大敗したものの、これまで4か月前後の休養明けで2勝を挙げており、リフレッシュ明けで能力を発揮するタイプだ。引き続き川田将雅騎手が騎乗予定である点も心強く、一変があっても驚けない。
伏兵候補として面白いのがシェイクユアハートだ。昨年の中日新聞杯、今年の金鯱賞を制しているにもかかわらず、近走成績の影響で人気はそこまで上がらない可能性が高い。前走の宝塚記念は国内トップクラスの強豪が相手で14着に敗れたが、今回は相手関係が大きく緩和される。芝2000mへの距離短縮に加え、洋芝の札幌コースも十分対応可能な条件であり、引き続き古川吉洋騎手とのコンビで巻き返しを狙う。
今年の札幌記念は、凱旋門賞へ向かうアドマイヤテラの走りに大きな注目が集まる一方で、休み明け巧者のショウヘイや実績十分ながら人気を落としそうなシェイクユアハートにも警戒が必要な一戦だ。秋の大舞台へ勢いをつけるのは実力馬か、それとも伏兵か。例年以上に見応えのある札幌記念となりそうだ。

