【JRAフェアリーS予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
3歳牝馬が激突するマイル重賞「フェアリーS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ライラック(牝3、相沢郁厩舎)
1/6(木)美浦・南W(良)5F68.1-4F52.6-3F38.4-1F12.3(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬エドノフェリーチェを3馬身先行させ、コーナーで内から一気に差を詰めると、直線は馬なりのまま伸びてラスト1F12.3をマークして併入。強くは追われませんでしたが、インへ進路を取ってからは重心を沈めて推進力のある走りを披露しました。前走は輸送による馬体減りなどもありましたが、今回は中間から意欲的な攻めを貫いており、前走以上の気配を感じます。ようやく力を発揮できそうです。
スターズオンアース(牝3、高柳瑞樹厩舎)
1/6(木)美浦・南W(良)5F67.3-4F51.7-3F38.0-1F12.4(馬なり)
石橋脩騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬エレガンテレイナを追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線は楽な手応えのまま伸びてラスト1Fは12.4をマークして1馬身先着。鞍上がやりすぎない程度に上手く抑えてましたが、直線の手応えは良く、まだもう一段階上がってきそうな気配がありました。レースぶりからはまだ素質だけで走っている印象を受けますが、気持ちの面で難しさも出ていませんし、状態自体は非常に良さそうです。ひとまず力は出せる状態には仕上がってそうです。
フィールシンパシー(牝3、小島茂之厩舎)
1/6(木)美浦・南W(良)6F85.6-5F70.1-4F55.9-3F40.9-1F12.7(馬なり)
美浦の南Wで3頭併せ。併せ馬2頭を先行させて最後方から追走。直線序盤で並びかけると、最内から馬なりのままの楽な手応えで伸びてクビ差で最先着。相手の2頭も強くは追っていませんでしたが、中間はWコースで併せ馬を中心した追い切りを消化しており、2週前は南Wで5F68.8で自己ベストを更新、最終追いも6Fで自己ベスト更新と、良化を辿っています。前走からの上積みもありそうで、持てる力は十分出せる仕上がりにあると見ます。