CBC賞（2020）のサインは“東京都知事選挙”！推奨穴馬3頭とは？

G1シーズンも終了し、今週からはいよいよ本格的な夏競馬が開幕。今週末は阪神競馬場でサマースプリントシリーズ第二戦目「CBC賞」が開催される。

今回もサイン理論でレースを予想していきたいと思うが、時事ネタで言えば週末行われる「東京都知事選挙」が一つのサインとなりそうだ。

候補者の中でも注目されているのが、小池百合子氏、山本太郎氏、宇都宮健児氏、小野泰輔氏、立花孝志氏の5名だ。この5名の候補者とリンクする馬がいるかを探ってみたい。

単純に名前で見れば、立花孝志氏と同じ名前である鈴木孝志厩舎はサインとなりそうだ。鈴木厩舎が管理しているのはグランドロワ。同舞台である阪神1200mの大阪ーハンブルクCを勝利しており、キャリア5勝のうち3勝が阪神コースでのもので、阪神の適性は高い1頭である。ただ、オープンやリステッドでは壁にぶつかっており、今回は伏兵的な存在となりそうだ。

もう一人名前が一致しているのが川又賢治騎手と宇都宮健児氏だ。川又騎手の騎乗予定馬はジョイフル。昨年12月に阪神の1200mで行われたタンザナイトSを制しており、重賞馬のナックビーナスを下していることからも能力は高い1頭であろう。ただ、シルクロードSや阪急杯では凡走しており、こちらも重賞の壁にぶつかっており、伏兵的な存在と言えるだろう。

最後にあえて選ぶのはハーツクライ産駒4歳牝馬、ノーワンだ。馬前は英語の「Noone（誰でもない）」という意味から来ており、今回の東京都知事選挙で選びたい人が“誰もいない”という人にとってはピッタリな馬と言えるだろう。昨年阪神の1400mで行われたフィリーズレビューを制しており、G2馬ということで実績的には上位と言えるだろう。ただ、近3戦は二桁着順が続いており、ここでも人気はそこまでと予想する。

ということで今回は穴馬ばかりの選出となってしまったが、波乱も見込めるハンデ戦ということで、一つ大穴の激走にも期待してみたいと思う。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまったが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたい。