競馬ヘッドラインロゴアイコン

【コスモス賞展望2026】道営勢の一発か、中央勢の素質か?少頭数でも見逃せない2歳オープン

公開: 2026/08/12 13:12

中央競馬
【コスモス賞展望2026】道営勢の一発か、中央勢の素質か?少頭数でも見逃せない2歳オープン

今週土曜の札幌競馬9レースでは、芝1800mで行われる2歳オープン「コスモス賞」が開催。今年は登録8頭と少頭数での一戦となるが、将来性豊かな若駒が顔をそろえ、今後の2歳戦線を占う意味でも注目度は高い。

過去5年の勝ち馬は関東馬が2勝、関西馬が3勝と東西の勢力差はほとんどない。一方で見逃せないのが道営所属馬の存在だ。勝ち切るケースは多くないものの、2着や3着に食い込む例は少なくなく、人気薄でも馬券圏内へ飛び込むケースが目立つ。地方所属というだけで評価を下げるのは危険なレースと言える。

今年は3頭の道営所属馬が参戦予定。その中で最も注目を集めそうなのが、1戦1勝のタリスマニック産駒ミラクルヴェリテだ。デビュー戦を勝ち切った勢いは魅力だが、実戦経験という点では4戦2勝のキャトルブランシュが一歩リードしている印象を受ける。ウィルテイクチャージ産駒で、母の父にステイゴールドを持つ血統構成は洋芝との相性にも期待が持てる。北海道シリーズでは芝適性が結果を左右する場面も多く、血統面から見ても軽視できない一頭だ。

人気の盲点になりそうなのがアヴナントである。前走は7着と結果を残せず人気を落とす可能性が高いが、一度の敗戦だけで評価を下げるのは早計だ。父ジャスタウェイ、母の父シンボリクリスエスという配合は中距離芝への適性を感じさせるもので、条件替わりがプラスに働く可能性は十分ある。さらに札幌芝コースを知り尽くした吉田隼人騎手を確保した点も心強く、前走だけで見限るのは危険な存在と言える。

中央勢では、デビュー戦で芝1800mを快勝した馬が人気の中心になりそうだが、配当妙味という点ではアゴルディーノに魅力を感じる。2歳戦で好調なエフフォーリア産駒で、初戦は芝1200mを快勝。スピード能力を示した一方で、兄には障害戦線で長く活躍したケイティクレバーがおり、スタミナや持久力を秘めた血統背景から距離延長はむしろ歓迎材料と映る。引き続き横山和生騎手が手綱を取る点も好材料で、初戦以上のパフォーマンスを見せても不思議はない。

少頭数だからこそ各馬が能力を発揮しやすく、実力勝負になりやすいのが今年のコスモス賞だ。中央勢の素質馬が人気を集める一方で、経験豊富な道営勢にも十分に付け入る余地がある。将来を見据えた若駒たちの一戦は、血統や舞台適性、そして経験値の差が結果を左右する興味深いレースとなりそうだ。

【札幌記念2026予想】瞬発力勝負では分が悪いアドマイヤテラ、スタミナを武器に新境地を切り開けるか?