京都の土曜メインは阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦「ファンタジーステークス」です。まだ実績的に飛び抜けた馬は不在で、力の比較が難しい一戦です。キャリアの少ない2歳戦とあって情報は少ないですが、過去データの観点から見ていくことである程度狙い馬を絞ることもできるでしょう。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにファンタジーステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気不振、波乱傾向強め

「1・4・5・8番人気」が2勝、「14番人気」も1勝を挙げるなど、勝ち馬は満遍なく来ております。上位人気の勝率は低めで、「7～9番人気」は3着内が4回（2-2-0-25）、「10番人気以下」は3着内が3回（1-1-2-48）と人気薄の台頭が目立っております。過去10年で10万馬券以上が6回出ていることからも、波乱傾向は強いレースと言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「4枠」＆「先行」が好成績

コースは京都競馬場の芝1400mを使用。枠番は「4枠」が最多の4勝を挙げており、勝率（23.5%）と連対率（23.5%）がトップです。連対数は「4枠」と「6枠」が最多で、3着内の回数は「6枠」が最多です。複勝率は「6枠」がトップ（27.8％）となっております。真ん中枠が好成績で、とくに勝ち馬の多い「4枠」は注目です。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、勝率（12.5%）がトップです。好走率ベースでは「逃げ」が連対率（40%）と複勝率（40%）でトップとなっており、前で競馬をする馬が好成績です。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■前走レースが「未勝利」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「未勝利」に注目です。前走着順は、最多の5勝を挙げている「1着」に注目です。

■騎手は「川田将雅」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「川田将雅」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。