今週京都の日曜メインはダート1800mの重賞「みやこステークス」です。昨年はJBC競走が京都で開催された影響で休止となり、2年ぶりの開催となります。今年で第9回目と歴史は浅いですが、秋のダート戦線のクライマックスとなるチャンピオンズカップの前哨戦として行われる重要な位置付けのレースとなっております。今回は過去8年間のデータをもとにみやこステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「2番人気」に注目

人気は、「2番人気」が最多の4勝を挙げており、勝率（50%）は断トツです。「1番人気」は2勝と勝ち切れない傾向にありますが、3着内の回数は最多で複勝率は62.5%とまずまずです。人気薄を見ますと、「10番人気以下」は3着内が0回となっており、大穴は絡みません。「7番人気」と「9番人気」がいずれも3着内3回ずつで、複勝率も37.5%とそこそこ高いので、人気薄は狙ってもこのあたりまでというイメージです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行」が好成績

コースは京都競馬場のダート1800mを使用。枠番は「1枠」と「2枠」が2勝ずつを挙げており、「2枠」が連対数が最多で、「2枠」と「3枠」が3着内の回数が最多です。好走率ベースでは、「2枠」が勝率（14.3%）・連対率（28.6%）・複勝率（35.7%）の全てでトップとなっております。内枠が有利な傾向となっております。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、好走率ベースにおいても「先行」が勝率（12.9%）・連対率（22.6%）・複勝率（35.5%）の全てにおいてトップとなっております。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「4歳」が好成績

年齢は「4歳」が最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多で好成績です。性別は「牡馬」の出走がほとんどで、「牝馬」は出走自体も少なく馬券に絡んだことがありません。所属は7勝を挙げている「栗東」が優勢です。

■前走レースが「エルムS」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「エルムS」に注目です。前走着順は、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

■どの騎手にもチャンスあり

騎手は、2勝以上挙げている騎手はおらず、傾向は見られません。どの騎手にもチャンスはあると考えて良さそうです。

※現役騎手のみを表示しております。