11月2日の東京メインは、朝日杯フューチュリティステークスと阪神ジュベナイルフィリーズへ繋がる重要な前哨戦「京王杯2歳ステークス」です。キャリアの少ない2歳戦ということで情報は少なめですが、過去データの観点から見ていくことである程度狙い馬を絞ることもできるでしょう。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに京王杯2歳ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」の勝率低め、「中穴」狙いが良い

人気は「5番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。3着内の回数は「1番人気」と「4番人気」が最多タイとなっております。ただ、「1番人気」は1勝のみとなっており、勝ち切れない傾向にあります。近年は比較的順当な決着が続いておりますが、上位人気がこぞって飛んだレースが過去に2度あり、配当も過去10回中4回が10万馬券以上と波乱傾向はやや強めです。大穴はあまり絡みませんが、「7～9番人気」あたりの中穴人気が好走するケースが多いので（1-2-2-24）、無理な穴狙いよりも中穴の馬を組み合わせるのが良さそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」＆「先行」が好成績

コースは東京競馬場の芝1400mを使用。枠番は「1枠」と「8枠」が最多タイの3勝ずつを挙げており、「1枠」が連対数と3着内の回数が最多です。好走率ベースでは、「1枠」が勝率（23.1%）・連対率（38.5%）・複勝率（46.2%）の全てでトップです。

脚質は、「先行」と「差し」が最多タイの4勝ずつを挙げており、「先行」が連対数と3着内の回数が最多です。好走率ベースにおいても「先行」が勝率（10.8%）・連対率（24.3%）・複勝率（43.2%）の全てでトップとなっております。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の3勝を挙げている「-3～+3kg」に注目です。

■前走レースが「小倉2歳S」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、3着内の回数が最多の「小倉2歳S」に注目です。前走着順は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。勝ち馬は10頭中8頭が前走「2着以内」に入着した馬でした。勝ち馬は前走「2着以内」の馬から狙うのが良さそうです。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「C.ルメール」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。