富士ステークス（2020）の予想オッズと過去データから傾向を分析！

東京の土曜メインはマイル王者決定戦であるマイルCSのステップレース「富士ステークス」です。2009年には219万馬券、2010年には171万馬券が飛び出しており波乱傾向が強い一戦というイメージがありますが、実際の傾向はどうなのでしょうか？今回は過去10年間のデータをもとに富士Sの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実も、穴馬の激走も警戒

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げています。勝ち馬は10頭中8頭が「3番人気以内」から出ており、上位人気の勝率は高めです。下位人気を見ますと「10番人気以下」は2着が2回、3着が4回となっており、穴馬も3着まではよく絡む印象です。過去10年で3連単の配当は10万馬券以上が4回、そのうち100万馬券以上も一度あり、波乱傾向の強い一戦と言えるでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「差し」に注目

コースは東京の芝1600mを使用。枠は「8枠」が最多の3勝、「7枠」が3着内の回数が最多となっており外枠が好走しています。「1枠」は連対数が0回で3着1回、「2枠」が1～3着に1回ずつとなっており、内枠が不振気味です。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数も最多です。「先行」も4勝を挙げており2・3着の数も「差し」と大きな差はありませんので、「差し」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は「牡馬」が9勝を挙げており、「牝馬」は2・3着が2回ずつとなっています。勝ち馬は「牡馬」から出やすい傾向となっています。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「京成杯AH」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ連対数と3着内が最多の「京成杯AH」に注目です。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げていますが、3着内に入着した延べ30頭中13頭が「6着以下」だった馬となっており、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分警戒する必要がありそうです。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、2勝を挙げ、連対数が最多の「C.ルメール」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。