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【札幌記念2026追い切り評価】グランディアの仕上がりは高水準!心身ともに態勢は万全

公開: 2026/08/13 14:22

中央競馬
【札幌記念2026追い切り評価】グランディアの仕上がりは高水準!心身ともに態勢は万全

前走の新潟大賞典で待望の重賞初制覇を果たしたグランディア。追い切り内容は絶子で、前走時のデキをしっかりキープし、重賞連勝を狙える態勢は整ったと判断したい。

1週前はラスト1F"10秒7"の切れ味披露

最も目を引いたのは1週前追い切りだ。栗東CWコースで西村淳也騎手を背に馬なりで6F84秒3をマーク。全体時計だけを見ると派手さはないが、ラスト1Fは10秒7という鋭い伸びを披露した。3F36秒6から一気に加速する内容で、馬なりのままこれだけの切れ味を見せた点は高く評価できる。数字以上に反応の良さが際立ち、終いの爆発力は今回のメンバーでも上位と言える内容だった。

最終追い切りは札幌芝コースで単走。5F68秒9、ラスト1F12秒5と時計は控えめだが、これは意図的な調整。片山助手は「先週に結構動かしているので、時計を出し過ぎないようにしたかった」と説明しており、1週前に十分な負荷をかけた上で、当週は状態維持に重点を置く内容だった。

実際の動きも申し分なし。直線では一瞬物見する場面こそあったものの、肩ムチが入ると後肢が深く踏み込み、一気に加速。ゴールを過ぎてもスピードを緩めず、そのまま向正面まで軽快に駆け抜けた。片山助手が「一瞬の動きはこれで大丈夫だと思えた」と話すように、この馬本来の鋭い反応は健在だった。

心身ともに態勢は万全

物見癖についても陣営は前向きに捉えている。単走で周囲に馬がいない状況だったからこその反応であり、逆に集中し過ぎてオーバーワークになるよりも理想的だったという評価だ。精神的な余裕を持ったままレースへ向かえる点はプラス材料と言える。

状態面にも好感が持てる。今年は札幌入り直後こそ多少の緩さが見られたものの、角馬場で乗り込むとすぐに解消。輸送で馬体を減らしやすいタイプだが、今回は約490kgで現地入りできたことも大きい。昨年の函館記念は輸送の影響で万全とは言えない状態だったが、今年は当時とは明らかにコンディションが違う。

高い舞台適性と充実ぶりが魅力

舞台適性も高い。重賞初制覇は新潟だったが、本質的にはハービンジャー産駒らしく力の要る馬場を得意としており、函館記念2着の実績が示すように洋芝への対応力は十分。片山助手も「右回りでタフなコースが合う。今回の洋芝も合っている」と自信を見せている。

近走の充実ぶりもやはり見逃せない。昨年の函館記念後に長期休養を挟んで以降は2着、3着、3着、そして新潟大賞典1着と安定感が大幅に向上。以前はハービンジャー産駒らしい持続力が武器だったが、近走は母ディアデラノビア譲りの鋭い決め手も目立つようになり、競馬の幅が確実に広がっている。

札幌記念はGⅠ級の実績馬も顔をそろえるハイレベルな一戦となるが、状態面だけならグランディアも決して見劣らない。1週前にしっかり負荷をかけ、当週は余裕を残す理想的な調整過程を消化。洋芝適性、充実度、そして磨きのかかった切れ味を考えれば、重賞連勝を狙えるだけの態勢は十分に整ったと評価したい。

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