【阪神大賞典2022予想】ディープボンドは確勝級か?
大舞台での活躍を目指す有力ステイヤーが揃う一戦ということで毎年好メンバーが揃う阪神大賞典ですが、今年は昨年の覇者、ディープボンドの一強ムードが漂います。
単勝オッズ1倍台の1番人気が濃厚で、昨年以上にマークが厳しくなる今年は疑いたくもなりますが、今のところ嫌う要素は見当たりません。ということで本命はディープボンドです
昨年の阪神大賞典は好位から抜け出して5馬身差の完勝。続く天皇賞(春)は2着、有馬記念も2着と長距離G1戦線でも活躍している実力派ステイヤーです。今年は昨年2着のユーキャンスマイル、万葉Sを勝ち上がってきたマカオンドールあたりが有力なライバル候補となりそうですが、昨年以上とは言い難いメンバー構成です。実績、ローテーション、メンバー共に確勝レベルの条件が揃っていると言って良いでしょう。ここは素直にこの馬を本命視し、相手選びに専念すべきと考えます。
その相手ですが、今回対抗馬で最有力視しているのは、2020年の同レースの2着馬トーセンカンビーナです。20年の阪神大賞典ではスタートで遅れながらも後方追走でしっかり脚をため、直線は外めから馬群を割ってメンバー最速タイの35秒8の脚を使って2着に好走し、ステイヤーとしての資質を十分に示しました。
以降は長らく不振にあえいでいましたが、20年のアルゼンチン共和国杯から約10ヶ月と長期の休養を挟むと、2走前のステイヤーSで4着、前走のダイヤモンドSでは3着入線と2戦続けて好走。相変わらずスタートには課題を残している現状ですが、確実に調子は上向いています。阪神の長丁場はベスト舞台で、復調気配を見せている中で叩き2戦目、メンバーも楽な今回は十分に上位争いに加われると感じます。
ということで今年の阪神大賞典は、本命ディープボンド、対抗トーセンカンビーナという予想で勝負したいと思います。