日本競馬最大のビッグレース「ジャパンC」がいよいよ今週24日、東京競馬場で開催されます。今年は外国馬が不在、昨年の勝ち馬アーモンドアイも不在ということで例年と比べ盛り上がりに欠ける部分もありますが、どの馬にもチャンスがありそうな今年は例年と違って波乱が期待できそうな気配もあり、馬券的には楽しめそうです。令和初のジャパンCは果たしてどんなレースになるのでしょか？ということで、今回は過去10年間のデータをもとにジャパンCの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が好成績、堅実決着傾向が強め

「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。好走率も勝率（40%）・連対率（60%）・複勝率（80%）の全てにおいてトップとなっており好成績です。また、勝ち馬は全て「5番人気内」に推された人気馬でした。「8番人気以下」は【0-0-3-97】となっており、人気薄は3着までというイメージです。上位人気が堅実で、過去の配当からも堅実決着傾向が強い一戦と言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「差し」が好成績

枠番は「1枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数が最多です。また、好走率も勝率（21.1%）・連対率（31.6%）・複勝率（47.4%）の全てにおいてトップです。3着内に入った述べ30頭中約半分の16頭が「1～3枠」に入った馬でした。内枠が有利な傾向で、中でも「1枠」はとくに好成績です。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ・先行」も好走しておりますが、3着内に入った述べ30頭注約半分の14頭が「差し」で、やはり東京らしく馬券の中心は差し馬となります。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」の馬に注目です。

■「4歳」＆「牝馬」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「4歳」に注目です。性別は、3着内の回数は「牡馬」の方が多いですが、「牝馬」が6勝を挙げており、勝ち馬は牝馬からより多く出ております。所属は、最多の9勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「栗東」が中心となります。「外国馬」は2006年のヴィジャボード（3着）以来馬券に絡んでおりません。

■前走レースが「天皇賞秋」だった馬に注目

前走レースは、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「天皇賞秋」に注目です。前走着順は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。3着内に入った述べ30頭中23頭が前走「5着内」だった馬でした。前走で掲示板外に敗れた馬は割り引いて考えるのが妥当でしょう。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、最多の2勝を挙げ、連対数が最多の「C.ルメール」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。