「負ける要素はない」陣営強気の逸材がデビュー!エフフォーリア産駒"期待の星"ジョドレルバンク初陣へ
公開: 2026/06/03 15:21(更新: 2026/06/03 20:01)

新馬戦開幕週最大の注目馬!ジョドレルバンクは来年のダービー候補になれるのか
今週から2027年のクラシック戦線へ向けた新馬戦がスタート。その開幕週で大きな注目を集める存在が、日曜東京5Rの芝1800mでデビューを迎えるジョドレルバンクだ。
新種牡馬エフフォーリアの産駒として期待を背負うだけでなく、その血統背景、調教内容、陣営の評価を総合しても、今年の2歳世代を代表する逸材候補と言っていい存在だ。
まずは血統面だが、ジョドレルバンクは現3歳の半兄に青葉賞2着のタイダルロックを持つ良血馬。さらに叔父には昨年の日本ダービー馬でG1・4勝を挙げたクロワデュノールがおり、クラシックを意識せずにはいられない血統構成となっている。加えて父は2021年の有馬記念を制し、G1・3勝を挙げたエフフォーリア。現2歳世代が初年度産駒となるだけに、その代表格としても大きな期待が寄せられている。
また、同馬の評価を押し上げている理由の一つとして挙げたいのが、その圧巻の追い切り内容だ。5月27日の1週前追い切りでは美浦Wコースで6F81秒5-36秒4-11秒3の好時計をマーク。ラスト1Fでは鋭い伸び脚を披露し、高い瞬発力を見せつけた。さらに5月13日の追い切りでも美浦Wコースで6F83秒9-11秒3を記録し、あわせた古馬を相手に迫力十分の動きを見せており、デビュー前の2歳馬としては極めて高いレベルにある。
同馬を管理する武井調教師も、「能力、体力、センスもある。メンタルもいい。言うことない」と絶賛しており、評価の高さが伝わってくる。「何も不安点はない」とまで言い切るコメントは極めて異例であり、厩舎がどれだけ期待しているかがよく分かる。
父エフフォーリアは現役時代、皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制した名馬だった。その初年度産駒の中でもジョドレルバンクは早い段階から評判馬として名前が挙がっていた一頭である。馬体重は510キロ前後と雄大な馬格を誇りながら、調教では俊敏な反応を見せている点が大きな魅力だ。武井調教師も「兄以上の素材」と評価しており、タイダルロック以上のスケールを秘めている可能性も十分にある。
大型馬でありながら操縦性や理解力にも優れているとされており、競走馬として必要な資質を高いレベルで兼ね備えている印象だ。
陣営の期待の大きさはコメントにも表れている。武井調教師は、「この馬でダービーへ行きたい」「来年のダービーはこの馬で獲りたい」と繰り返し語っている。半兄タイダルロックは青葉賞でダービー出走権を獲得しながらも骨折で本番を断念した。その悔しさを知る厩舎だからこそ、ジョドレルバンクへの期待は並々ならぬものがあるはずだ。
デビュー戦の鞍上には短期免許で来日中のD.レーン騎手を確保。開幕週から勝負態勢が整えられている。武井厩舎が「負ける要素はない」とまで語る逸材が、どのような走りを見せるのか。エフフォーリア産駒初の大物候補として、そして来年の日本ダービー候補として、その第一歩に大きな注目が集まる。

