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【関屋記念2026】サンダーストラックは1週前追い切りで自己ベスト更新!課題の"折り合い"克服へ前進したのか?

公開: 2026/07/16 14:01

中央競馬
【関屋記念2026】サンダーストラックは1週前追い切りで自己ベスト更新!課題の"折り合い"克服へ前進したのか?

関屋記念で巻き返しを狙うサンダーストラックは、美浦Wコースで行われた1週前追い切りで自己ベストを更新。時計以上に評価したいのは、陣営が口を揃えている「精神面の変化」だ。これまで最大の課題だった折り合いに改善の兆しが見え始めており、古馬との初対戦へ向けて注目すべき内容だった。

自己ベスト更新以上に評価したい「自発的な動き」

1週前追い切りは美浦Wコースで3歳未勝利のココナッツコーストを2馬身追走する形からスタート。直線では軽く促される程度で1馬身先着し、6F80秒4-ラスト1F11秒3をマークした。

6F80秒4は自己ベストを0秒6更新する優秀な時計。休み明けを考えれば負荷も十分で、動きにも力強さが感じられた。

さらに印象的だったのは、太田助手のコメントである。

「今回は馬が自発的に動いてくれていて、人間からのプレッシャーで動かされているという感じではないので精神的にはゆったりしている」

この言葉は今回の追い切りを評価する上で非常に重要なポイントだろう。

サンダーストラックはこれまで能力よりも気性面がレース結果を左右してきたタイプ。自ら前向きに走れているという点は、精神面が以前より安定してきた証拠とも受け取れる。

能力は重賞でも通用するが、最大の課題は"折り合い"

これまでのレース内容を振り返ると、サンダーストラックの能力自体を疑う必要はない。

シンザン記念では初めて装着したブリンカーが奏功し、鋭い末脚で重賞タイトルを獲得。しかし、その後は能力を十分に発揮できないレースが続いている。

チャーチルダウンズCではスタート直後から行きたがる面を見せ、ルメール騎手が腰を浮かせながら必死に抑える場面もあった。勝負どころでも口を割って折り合いを欠き、そのまま見せ場なく12着に敗退。敗因は明確だった。

前走のNHKマイルCも同様で、ブリンカーを外したにもかかわらず序盤から行きたがる面を見せた。ハイペースだったことで何とか我慢は利いたが、終始外を回る形となり、直線でも伸び切れず7着。展開を考えれば大きく負けてはいないものの、能力を完全に出し切った内容とも言えなかった。

折り合いが改善されない限り、本来のパフォーマンスには届かないという印象は変わらない。

古馬初対戦は試金石

今回の関屋記念は古馬との初対戦となる。

新潟外回り1600mは直線が長く、末脚勝負になりやすいコース。前半で無駄な力を使わず折り合えれば、シンザン記念で見せた切れ味を再び発揮できる可能性は十分ある。

一方で、ペースが落ち着く展開になると再び行きたがるリスクも残る。これまでのレースぶりを見る限り、気性面への不安が完全に解消されたとは言い切れず、人気を集めるようなら過信は禁物だろう。

今回の1週前追い切りでは自己ベスト更新に加え、精神面の成長も感じさせる内容だった。ただし、陣営も「まだ良化の余地は残している」と話しており、本当の仕上がりは最終追い切りで判断したいところ。

課題克服への第一歩は踏み出した印象だが、関屋記念で真価を問われるのは、追い切りで見せた落ち着きを実戦でも維持できるかどうかに尽きる。最終追い切りでさらに気配を上げてくるようなら、重賞戦線での巻き返しにも期待が膨らむ一頭と言える。

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