【安土城S予想2021】オープン入り4戦目、クラス慣れも見込めるメイショウチタン
フルゲート18頭に対して登録23頭と、大人気といえる頭数が登録しているのが、日曜中京10レースに組まれている芝1400mのハンデ戦・安土城ステークスです。
前走の鞍馬Sで復活の勝利を挙げたクリノガウディーや、今年のシルクロードS勝ち馬のシヴァージが登録しており、レベルが高い馬たちの参戦が見込めるリステッドレースとなっていますが、ハンデ戦ということもあり一筋縄ではいかないレースとなりそうです。
クリノガウディー、シヴァージともに中京コース適性が高い馬だけに、なかなか牙城を崩すのは大変かもしれませんが、オープン入り4戦目となる今回、前進が見込めそうなロードカナロア産駒のメイショウチタンに注目したいと思います。
栗東・本田厩舎の管理馬で、今回は泉谷騎手との新コンビで挑む予定となっています。今年の1月の3勝クラスの特別戦・豊明特別を重馬場で勝利して以降は、阪急杯6着、ダービー卿CT8着、そして前走の鞍馬S4着と、徐々にクラス慣れしてきている印象も受けます。
中京コースは今回と同じ芝1400mの豊明特別で勝利しており、雨で馬場が渋ればさらにチャンスが広がりそうです。また中2週のローテもこの馬には合っており、これまで【2-0-0-1】と高い勝率を誇っています。
除外対象が5頭いる人気レースになっていますが、出走順位が8番目ということで、除外を気にせず仕上げられるのも強みといえそうです。
かつてモズアスコットがここで2着からの連闘で安田記念を制しており、2019年の勝ち馬ダイアトニックもその後G1で印がつく人気を背負うなど、上位馬の動向に注目したくなるリステッドレースと言えそうです。