秋のダート王者決定戦となるチャンピオンズカップの前哨戦「武蔵野ステークス」が10日（土）に東京競馬場で行われます。2015年の勝ち馬ノンコノユメは続くチャンピオンズカップで2着、2013年の勝ち馬ベルシャザールはチャンピオンズカップを制し重賞連勝を果たすなど、本番へ直結する一戦であると同時に、ここで賞金を加算して置きたい馬にとっては最後の砦ともなる重要な一戦です。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に武蔵野ステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が不振、中穴の馬に注目

「1番人気」が2勝、「2番人気」が1勝のみと上位人気の信頼度はそこまで。「4番人気」が2着3回、「5番人気」と「6番人気」が2勝ずつをあげるなど、上位よりも中穴の馬が好走しております。単勝オッズでは「10.0～14.9倍」が5勝をあげており、このあたりの馬に注目したいところです。昨年は178万馬券が飛び出す大荒れで、穴馬の激走にも注意したい一戦です。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「6枠」が好成績、脚質は「先行馬」に注目

コースは東京競馬場のダート1600mを使用。「6枠」が最多の3勝をあげており、勝率・連対率・複勝率（15.0%・20.0%・30.0%）の全てがトップです。脚質は、3着内に入った述べ30頭中12頭が「先行」で、複勝率（33.3%）はトップです。ただ、比較的どの脚質でも万遍なくきております。

該当馬先行馬候補

ナムラミラクル
ユラノト
ブラックスピネル
マイネルオフィール

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「-3～+3kg」に注目。馬体重の増減は、増えている馬も減っている馬もそこまで差はありません。

■「3歳」に注目

年齢は「3歳」が最多の4勝をあげており、3着内の頭数も最多です。勝ち馬は全て「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は8勝をあげている「関西馬」が中心となります。

■前走が「ペルセウスステークス」だった馬に注目

前走は1勝、2着2回の「ペルセウスステークス」に注目。前走着順は「1着馬」が最多の7勝をあげており、3着内の頭数も最多です。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「C.ルメール」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。