今週の東京の土曜メインは「武蔵野ステークス」です。2014年から勝ち馬にチャンピオンズカップへの優先出走権が付与されたダートのマイルG3です。ステップレースとしての歴は浅いですが、2015年の勝ち馬ノンコノユメは続くチャンピオンズカップで2着、2013年の勝ち馬ベルシャザールはチャンピオンズカップを制し重賞連勝を果たしており、本番へ繋がる一戦として注目しておきたい一戦です。

■人気薄の激走多し、波乱傾向は強め

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。しかし「2番人気」は1勝、「3番人気」は0勝と上位人気の勝率はやや低めです。人気薄を見ますと「6番人気」が2勝、「7・8番人気」は1～3着に1回ずつ入線するなど、人気薄の好走が目立っております。10万馬券以上の配当も頻繁に出ており、178万馬券の高額配当も出ているので、波乱に警戒したい一戦です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「2枠」＆「差し」が好成績

コースは東京競馬場のダート1600mを使用。枠番は「2枠」と「6枠」が3勝ずつを挙げており、「2枠」が連対数と3着内の回数が最多です。好走率ベースでは「2枠」が勝率（15.8%）・連対率（26.3%）・複勝率（36.8%）の全てにおいてトップとなっております。内外で極端な有利不利はありませんが、「2枠」に入った馬は好走傾向にあります。

脚質は「差し」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。また、「追い込み」も3勝しており、「差し・追い込み」がよく届いております。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げている「-3～+3kg」に注目。

■年齢が「5歳」の馬に注目

年齢は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は「牡馬」が10勝しており、「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースはどのレースにもチャンスあり

前走レースは2以上挙げているレースがなく、傾向は見られません。どのレースから来る馬にもチャンスはあると考えたいと思います。前走着順は、「1着」が最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、2勝を挙げている「戸崎騎手」と「C.ルメール」を注目騎手に挙げたいと思いますが、戸崎騎手は先週の落馬で負傷し、騎乗予定はありません。ということで、今回はルメール騎手を注目騎手に挙げたいと思います。

※現役騎手のみを表示しております。