クイーンステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

昨年はヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードと、NHKマイルCの覇者であるアエロリットが出走するなど、ハイレベルなメンバーによる一戦となりましたが、今年も昨年の秋華賞馬ディアドラに、オークス馬のソウルスターリングとG1馬が2頭も揃ったクイーンステークス。

例年秋の大舞台に向けた始動戦として出走してくる馬も多く、ハイレベルになりやすい一戦です。今回は函館競馬場で行われた2013年を含めた過去10年のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にクイーンステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率80%、上位人気が堅実

「1番人気」は複勝率が80%、「2番人気」も最多の4勝をあげるなど、上位人気が好成績です。過去10年で10万馬券以上が2回と波乱度は低めですが、10～12番人気の複勝率は20%と低くないので（1-2-2-20）、穴馬にも要警戒。

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

コースは札幌競馬場の芝1800mを使用。「2枠」が最多の3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。複勝率ベースでは、1～5枠が全て20%以上なのに対し、6～8枠は10%台となっており、内枠が有利な傾向となっております。

脚質は、「先行馬」が最多の4勝をあげ、2着も4回と好成績。しかし、「差し馬」も3着が8回と複勝率ベースでは先行馬よりも上。「逃げ馬」も2勝をあげており、前の馬が勝ち切るケースが多く、差し馬は2,3着までという印象です。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、函館競馬場で行われた2013年を除いた過去9回分のデータになります。

馬体重は「-3kg～+3kg」が最多の3勝をあげ、2着も5回と好成績。馬体重の増減は、増えている馬も減っている馬もほぼ同じ成績です。

馬体重増減データ
馬体重増減	1着	2着	3着	4着以下
～-20kg	0	0	0	1
-19～-10kg	0	0	2	11
-9～-4kg	2	2	2	21
-3～+3kg	3	5	2	27
+4～+9kg	2	2	2	20
+10～+19kg	2	1	2	10
+20kg～	1	0	0	7
不明・初出走・未更新	0	0	0	0
今回減	5	2	5	39
同体重	0	4	0	13
今回増	5	4	5	45

年齢は「3歳馬」が最多の4勝をあげており、勝率・連対率がトップです。「5歳馬」も2,3着が6回ずつと複勝率ベースではトップです。所属は関西馬も関東馬もほぼ同じ成績です。

前走は最多の3勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「ヴィクトリアマイル」に注目。前走着順は、「4着」だった馬が勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。

騎手は唯一2勝をあげている「池添謙一」に注目。