【中山記念2017予想】リアルスティールに立ちはだかるは馬じゃなく人?
中山記念をステップにドバイへ。最近のトレンドの一つです。そこで疑問に思うのが、なぜ右回り坂ありの1800mのコースとドバイが直結するのか。ローテーションがばっちりハマるというのが要因なのでしょうが、前哨戦に使うには向くようには思えません。
そんな中山記念から今年もドバイに向けたステップにしようという馬がいます。リアルスティールです。昨年は2番人気3着とやや人気より下の結果。結果的にドバイで輝きを放ちましたが、ジャスタウェイやヴィクトワールピサのように、やはりこのレースから1着で通過してこそ、というイメージもあります。
そういう意味で今年こそはという思いは強いはず。ドゥラメンテはいませんし、同世代のライバルは昨年先着を許したアンビシャスのみ。今年もリーディングを狙う戸崎騎手が鞍上だけに、期待もできそうです。
ライバルはやはり馬ではなく厩舎。リアルスティールの前に幾度となく立ちはだかったドゥラメンテを育てた堀調教師は今年もきっちり結果を出しています。先週のダイヤモンドSはアルバートで見事に勝利し、今週の中山記念にはネオリアリズムを出走させてきます。しかもリアルスティールの背中を知るデムーロ騎手を確保。
とはいえ、ここで昨年以上の結果を残せないようではドバイなんてとてもおぼつかない。ぜひ1着通過で、ドバイに夢をつないでもらいたいものです。