【関屋記念2026予想】過去5年の傾向から浮上する危険な人気馬と狙うべき伏兵3頭とは?
公開: 2026/07/25 04:00

日曜の新潟競馬メインは、サマーマイルシリーズ第2戦となるG3「関屋記念」が開催。 開幕週の新潟芝1600mを舞台に、夏のマイル王争いを占う重要な一戦となる。
近年の傾向を見ると、ここ5年の勝ち馬はいずれも前走で掲示板(5着以内)を確保していた。好調を維持したまま臨む馬が結果を残しており、大敗からの巻き返しは決して簡単ではないレースと言える。今年のメンバーにも前走で二桁着順を喫した実力馬がいるが、データ面ではやや割り引いて考える必要がありそうだ。
その代表格がランスオブカオスである。前走のマイラーズカップでは11着と大敗し、今回は石川裕紀人騎手との新コンビで巻き返しを狙う。ただし、近年の勝ち馬の傾向と照らし合わせると、前走内容は決して強調できない材料だ。4歳世代らしい伸びしろは魅力だが、人気を集めるようであればデータとの兼ね合いは慎重に判断したい。
同様に注意が必要なのがクランフォード。前走の谷川岳ステークスでは1番人気に支持されながら11着に敗れ、今回は菊沢一樹騎手との新コンビで臨む。能力自体は重賞でも通用するだけのものを秘めているが、前走大敗からの立て直しが課題となる。新コンビ効果で一変する可能性はあるものの、近年の関屋記念の傾向を考えれば過信は禁物だ。
一方で注目したいのはエルトンバローズ。前走で久々の勝利を挙げ、ようやく本来の走りを取り戻した印象がある。G1でも上位争いを演じてきた実績はこのメンバーでも上位で、夏場のマイル戦なら能力は十分に通用する。ただし、近走は好走と凡走を繰り返す不安定さも見せており、当日の気配や馬体の張りは最後まで確認したいポイントになる。短期免許で来日中のコレット騎手との新コンビもレースの見どころだ。
穴候補として面白い存在がドロップオブライトである。前走ヴィクトリアマイルはシンガリ負けという厳しい結果だったが、G1の速い流れと展開が大きく影響した一戦であり、悲観する内容ではない。今回は条件が大きく好転する。
まず、ハンデ戦のG3という相手関係は明らかに楽になる。さらに、「夏は牝馬」という競馬界で古くから語られる格言通り、この時期は牝馬のパフォーマンスが上がるケースも多い。7歳という年齢から人気を落とす可能性もあるが、重賞実績を考えれば軽視は危険だ。
加えて、松若風馬騎手とのコンビは昨夏の重賞戦線でもたびたび人気薄を上位へ導いてきた実績があり、波乱を演出する存在として十分警戒したい。勝ち切るまではどうかとしても、2着、3着候補として馬券に組み込む価値は十分にある一頭と評価できる。
今年の関屋記念は4歳勢の勢いと実績馬の復活が交錯する興味深いメンバー構成となった。ただ、近年のデータを重視するなら、前走内容が悪かった人気馬を過信せず、状態面や条件好転が見込める伏兵まで視野を広げることが馬券攻略のポイントになりそうだ。人気だけではなく、臨戦過程や近走内容を丁寧に比較することが、今年の関屋記念を読み解く鍵になる。

