【タイランドカップ2024】好走パターンに該当した伏兵セイウンプラチナ

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今週日曜札幌メインレースに組まれているのは、芝2600mで行われる3歳以上オープンのハンデ戦「タイランドカップ」。過去5年は丹頂ステークスとして行われており、この5年のレースを参考にすると、1番人気馬、2番人気馬がそれぞれ2勝、3番人気馬も2着1回と、上位人気の馬が期待に応えるケースが目立つ。

世代別でみると4~5歳勢が強く、6歳以上は苦戦。今年の出走予定馬ではディープインパクト産駒の8歳馬サトノエルドールは、前走の札幌日経オープン4着でこのコースの適性が高そうだが、力は通用するかどうか。同じく重賞レースに長く参戦している8歳馬のハヤヤッコもここ2戦は二桁着順と苦戦が続いている。武豊騎手騎乗予定の6歳馬シルブロンも兄にメールドグラースがいる良血で、ステイヤーズステークスやAJCCにも参戦した実績馬。今年も6歳以上の馬には面白い馬が多いが、データを重視するなら思い切って消してみるのもありだろう。

東西比較でみると関東馬4勝、関西馬1勝となっており、関東所属の4歳、5歳馬の上位人気馬から馬券は入るのがセオリーか。となれば今年の出走予定馬ではオープン入り2戦目の前進が見込める5歳馬のセイウンプラチナのみが該当。上位人気と呼べるほどの人気は集めなそうだが、狙ってみる価値はありそうだ。