【CBC賞2026予想】レイピア悲願の重賞初制覇なるか?巻き返し狙うアンクルクロス、上昇一途のコウセキにも注目
公開: 2026/08/07 14:42

今週日曜の中京競馬7レースでは、サマースプリントシリーズ第4戦となるG3・CBC賞(芝1200m)が行われる。
中京芝1200mはスタート直後からペースが流れやすく、最後の急坂も待ち受けるタフなコース。単なるスピード比べではなく、坂を乗り越える持久力や立ち回りの巧さも求められる。サマースプリントシリーズらしく、各馬の適性がはっきりと結果へ表れやすい条件といえる。
勢い十分のコウセキが重賞でも通用するか
注目したい一頭はコウセキだ。
ハリーエンジェル産駒で、前走は3勝クラスを突破。着実に力を付けながらオープン入りを果たし、今回は初の重賞タイトル獲得へ挑む。
騎乗予定の松山騎手にとっても注目の一戦となる。先週のアイビスサマーダッシュでは、騎乗予定だったピューロマジックがいたものの、足の負傷によって騎乗を見合わせるアクシデントに見舞われた。それだけに復帰後最初の重賞でどのような騎乗を見せるかにも関心が集まる。
コウセキ自身は左回り芝コースで一度敗れているものの、その一戦は本格化前の内容。近走はレースぶりに安定感が増しており、今の充実ぶりなら過去のコース実績だけで評価を下げる必要はないだろう。夏競馬で好調を維持する鞍上の勢いも、大きな後押しとなりそうだ。
得意舞台で反撃を狙うアンクルクロス
巻き返し候補として最も警戒したいのがアンクルクロスである。
タリスマニック産駒で、前走は悪化した馬場に苦しみ、本来の末脚を発揮できず不完全燃焼の一戦となった。しかし、敗因が明確だった点はむしろ前向きに捉えられる。
今回は引き続き松若騎手とのコンビで参戦予定。中京芝コースでは【3戦1勝、2着1回】と安定した成績を残しており、この舞台との相性の良さはメンバーの中でも上位といえる。
週末の馬場状態は大きなポイントとなるが、良馬場あるいは時計の出るコンディションまで回復するようなら、一変する可能性は十分。コース適性を重視するなら、軽視できない存在だ。
レイピアは悲願の重賞タイトルへ正念場
実績上位として中心視されるのがレイピアだ。
タワーオブロンドン産駒で、これまで重賞ではあと一歩届かない競馬が続いてきた。前走の函館スプリントステークスでは1番人気に支持されながら3着。能力は示したものの、本賞金を十分に加算することはできなかった。
秋のスプリンターズステークスを視野に入れるなら、ここで重賞タイトルを手にして賞金面の不安を解消したいところ。能力比較では依然として上位評価に値する一頭だ。
懸念材料を挙げるなら中京芝コースとの相性だろう。過去2戦はいずれも3着以内を確保できていない。しかし、その一方で春の高松宮記念では5着とG1でも見せ場をつくっており、中京コースをまったく苦手としているわけではない。メンバー構成を考えても、改めて見直す価値は十分ある。
混戦だからこそコース適性が勝敗を分ける
今年のCBC賞は、重賞実績馬と上昇馬が入り混じる非常に興味深いメンバー構成となった。
勢いならコウセキ、コース適性ならアンクルクロス、実績ではレイピアと、それぞれに明確なセールスポイントがある。さらにフルゲート濃厚の多頭数戦となれば、枠順や展開、馬場状態が結果を大きく左右する可能性も高い。
サマースプリントシリーズの行方を占う意味でも見逃せない一戦。最終追い切りや当日の馬場傾向を踏まえて各馬の評価を見極めたいが、現時点ではコウセキの勢い、アンクルクロスのコース巧者ぶり、そして悲願の重賞制覇を狙うレイピアの走りに大きな注目が集まる。

