【東京新聞杯2018予想】今週も大雪?稍重以上で注目しておきたい3頭
今日から本格的冬寒の2月となりましたが、先週の大雪に続き本日も東海地方や関東甲信地方を中心に所々で雪や雨が降る見込みとなっております。東京でも夜以降に積雪となるおそれがあります。
気になるのが雪の影響による週末の馬場状態ですが、先週の開催はほぼ稍重で日曜の午後にやっと良馬場になったという感じで、第9レースのセントポーリア賞は差しが決まっており、内の前が粘れなそうな馬場という印象でした。先週ほど低気圧は発生しない見込みのようなので大雪となる可能性は低そうですが、木・金と雪が降れば良馬場開催も危ぶまれます。念のため馬場が渋った場合に好走しそうな馬をチェックしておきたいと思います。
アドマイヤリード(牝5)
昨年のヴィクトリアマイルを優勝しG1馬となったアドマイヤリード。稍重以上の成績は「3-1-1-1」と好成績です。雨が降った影響も少しありペースがスローに落ちた中で外から鋭く伸びてきました。昨年三度騎乗したC.ルメール騎手も「重たい馬場は上手な馬」と重馬場適性の高さを認めております。使える脚は短いですが、馬場が渋った中でも上がりを使える能力がある点は非常に心強い一頭です。
クルーガー(牡6)
稍重以上の成績は「0-0-1-1」とそこまでですが、昨年不良馬場の富士Sで見せた走りは強烈なインパクトを残しました。デビュー初戦と2戦目はダートで2着→1着。その後は芝へ転身し、2000mからマイルへと主戦場を移してきました。富士Sでは雨が降る不良馬場の中、後方外から上がり最速の脚で追い込んで3着に健闘。先行馬が掲示板を独占する中で唯一馬券に絡んできました。陣営も「瞬発力では劣る」と認めるほどキレのない馬ですが、持続力があり長く脚を使いたいタイプです。上がりのかかる今の東京は合う可能性が高いです。
ハクサンルドルフ(牡5)
稍重以上の成績は「2-1-0-1」。前走雨が降る不良馬場での開催となった甲斐路Sでは後方から進め、最後の直線では大外から追い込んで先に前で抜け出していたプロディガルサンをクビ差で差し切りました。昨年夏に上がり32.2秒の好タイムをマークしたように、何と言っても破壊力あふれるその末脚が武器です。馬場が重い方が得意というわけではなく、むしろ良馬場の方がその末脚のポテンシャルを発揮できそうですが、前走のような不良馬場を克服する地力があり、侮れない一頭です。
以上、馬場が重くなった際に好走しそうな3頭の馬を紹介いたしました。