【スワンS予想2021】マイル路線でも3歳馬が存在感示すか？

今週土曜の阪神メインレースは1着馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられるスワンSです。昨年は11番人気のカツジが逃げ切り勝ちで単勝万馬券の大波乱となりましたが、今年も登録しており、昨年ほどではないにせよ人気薄となりそうです。

また昨年2着のステルヴィオも同じく登録しており、昨年のスワンS以降精彩を欠いているだけに、同じく昨年同様の走りが見せられるかどうか、2頭合わせて波乱の元となるか注目となっています。

ここ数年は勝ち馬がマイルチャンピオンシップでなかなか結果を残せていない現状ですが、京都開催で行われてきた中、今年は阪神芝1400mという条件だけに、ここ数年のトレンドも変わってくるかもしれません。

フルゲート18頭に登録18頭ということもあり、全馬出走可能となっていますが、上位人気が予想されるものの軽視できないのが3歳馬となりそうです。

スプリンターズSではピクシーナイトが古馬を撃破し見事G1勝利を飾っており、今年の3歳牡馬の短距離、マイル路線組はなかなかレベルが高いといえそうです。

登録馬の中では、アーリントンカップ勝ち馬のホウオウアマゾンがNHKマイルカップ9着以来の競馬で巻き返しをはかっており、栗東・矢作厩舎の管理馬ということもあってか今回は所属の坂井騎手との新コンビで挑む予定となっています。

また、ピクシーナイトと同じモーリス産駒のルークズネストはNHKマイルカップ10着大敗後、復帰初戦のポートアイランドSでプリンスリターン相手に2着と健闘しており、順調度でいえばホウオウアマゾンより上かもしれず、デビュー戦からコンビを組んでいる幸騎手が引き続き騎乗する点も期待できそうです。