【レパードS予想2019】紅一点アッシェンプッテル、長く使える差し脚が魅力
今週の新潟競馬の日曜メインは3歳限定のダートG3「レパードS」です。今年で第11回目と比較的新しい重賞ながら、過去10年の勝ち馬にはトランセンドやホッコータルマエ、インカンテーション、グリムなど、その後の地方交流ダート重賞で活躍している馬を多数輩出しております。今後のダート重賞で活躍する馬の登竜門的レースとも言えるでしょう。
そんなレパードSで今年注目しているのがアッシェンプッテルです。
この馬の魅力は長く良い脚が使えるところ。さすが重賞なだけあり、今年も末脚自慢の馬が揃いましたが、アッシェンプッテルの末脚は二段末脚と言えるような2回伸びる末脚です。ここ2走は、やや捲り気味の戦法ですが、捲りは捲っている時が最速で、先頭に出てからは惰性で粘りこむパターンが多いです。しかし同馬の場合は、捲りの際も速いですが、捲った後も直線に向いてから騎手が追うと、さらに最速的な末脚で伸びていきます。かなり心肺能力がしっかりしていないと出来ない走りです。
今後、地方交流などで活躍するには、地方の重たいダートや重馬場で粘っこい馬場、力のいる良馬場など様々なダートを走れることが必須条件と言えます。心肺能力の高さはより様々な馬場をこなせる下地となるでしょうし、将来のダート重賞で活躍しうる素質を持っていると言って良いのではないでしょうか。
さらに偶然かもしれませんが、先述した同レースの過去の勝ち馬たちは、馬体重が500kg以上の馬ばかりでした。馬格があることもダート路線で活躍するための立派な条件の1つと言えるでしょう。アッシェンプッテルは前走こそ494kgでしたが、それまでは500kgを下回ったことはありませんでした。今回の馬体重が500kgを超えるかどうかは当日まで分かりませんが、いずれにせよ恵まれた馬格は同馬の魅力の1つです。
ということで、レパードSは二段末脚が使えて馬格のあるアッシェンプッテルに期待した馬券で勝負したいと思います。