
5歳有馬記念がラストランだった名馬の戦績一般的に2,3歳からずっとトップランナーとして活躍していた馬の場合に全盛期の能力に陰りが出始める5歳シーズン。ラストシーズンと銘打ってラストランを飾るのは容易ではない印象もあり、5歳有馬記念がラストランだった過去の名馬が...
ブエナビスタ産駒の新馬戦は凄い阪神JFに出走するブエナビスタ2頭目の産駒ソシアルクラブの新馬戦はとても届かないだろうという位置から母譲りの見事な末脚で差し切った素晴らしいレースだった。1頭目の産駒コロナシオンも同様に母譲りの素晴らしい末脚で新馬勝ちし...
ダート路線が混沌としている理由ホッコータルマエ・コパノリッキーの全盛期以降、これという中心馬がおらずGⅠや重賞の度に勝ち馬が変わる混沌とした状況で、低迷していると感じるダート路線だが、その理由は大きく2つあるかと思う。 1つはリーディング上位の種牡馬...
4歳年度代表馬にとって受難の5歳シーズン今シーズンのキタサンブラックは過去の年度代表馬との争いでもあった。過去20年、4歳で年度代表馬となり、5歳シーズンも現役を続けた馬はエアグルーヴ・テイエムオペラオー・ゼンノロブロイ・ウオッカ・ブエナビスタ・モーリスの6頭...
リーディングサイアー以外の産駒のほうが条件の異なる馬場への順応性が高いのかもしれない今年の凱旋門賞も日本馬は欧州の高い壁に阻まれ、改めてエルコンドルパサーやオルフェーヴルの突出した能力や、ナカヤマフェスタも含めた欧州の馬場への適性を考えさせられる結果となったが、偶然か凱旋門賞で好走した日本馬は皆サンデー...
サトノダイヤモンドの戦績はスペシャルウィークに酷似しているダービーまでそういう目でサトノダイヤモンドを見ていた。戦績だけでなく、馬格がありながらスラッとしなやかな馬体、首を下げた鶴首の走法、一瞬の脚というよりはいわゆるナタの切れ味、広いコース向きの脚質、長距離も問題なくこなせる...
キタサンブラックの遠征中止は賢明な判断だろう宝塚記念はキタサンブラックにとって今までに経験していない重い馬場状態、少頭数ではあるが結果の出ていない外枠、GⅠで初の単勝1倍台という断然人気で厳しいマークにあうことが予想された中でのレースだった。 逆に言えば凱旋門賞の...
過去最多頭数での挑戦ながら少々小粒なドバイミーティング日本馬勢の予想日本ではJRAがドバイワールドカップデーと掲載していることからその呼び名が定着している感はあるが、今年から国内で馬券発売もされることだし、そろそろ日本でも国際的標準に則りドバイミーティングという呼び名を一般的にしてもいい...
クラシック最重要ステップレース今週はチューリップ賞と弥生賞が行われる。チューリップ賞は昔も今も桜花賞の最重要ステップレースであることに変わりなく、個人的には常々フィリーズレビューとレースのグレードが逆ではないかと思っていたりもするのだが、何にせよ今年...
フェブラリーステークス18連敗中の関東馬の救世主は現れるかダービー以上と言っていいだろう関東馬が大劣勢のフェブラリーSである。2000年から関西馬が17連勝中だがその前の1999年は地方馬メイセイオペラが勝っているので、最近では地方馬より勝てていないレースということになる。 さ...