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【朝日杯FS予想2025】粗品本命馬のサインは「THE W」の激辛審査、堅実レースに波乱呼び込むか?

2025/12/19 18:36
【朝日杯FS予想2025】粗品本命馬のサインは「THE W」の激辛審査、堅実レースに波乱呼び込むか?

先週の阪神ジュベナイルフィリーズでは本命視したアルバンヌが6着に敗れ、的中を逃した霜降り明星・粗品。続く全日本2歳優駿でも本命馬ベストグリーンが3着に敗れ、惜しくも馬券は外れた。ジャパンカップ的中で流れを掴んだかに見えたが、改めて2歳戦の予想の難しさを痛感させられる結果となった。

そんな中、今週も2歳G1が開催される。牡馬混合の2歳王者決定戦、朝日杯フューチュリティステークスだ。昨年はミュージアムマイルを本命に据え、結果は2着ながら馬連を的中。一昨年も本命に挙げたセットアップは7着に敗れたものの、勝ち馬ジャンタルマンタルを含めた3連単フォーメーションを的中させており、粗品にとって相性の良い舞台でもある。結果として、朝日杯FSでは2年連続で的中を記録しており、今年は“的中三連覇”がかかる一戦となる。

粗品の予想スタイルを振り返ると、朝日杯FSでは比較的堅実な人気馬を重視する傾向が見て取れる。昨年の勝ち馬ミュージアムマイルは2番人気、一昨年のジャンタルマンタルは1番人気だった。データ的にも、過去10年の成績は1番人気が【4-2-2-2】、2番人気が【2-4-1-3】といずれも複勝率は高く、上位2頭の信頼度は明らかだ。粗品がこのレースで人気サイドから組み立てる理由も裏付けられている。

今年は、デイリー杯2歳ステークスを無傷の2連勝で制したアドマイヤクワッズ、同じく無傷の2連勝でサウジアラビアロイヤルカップを制したエコロアルバが1番人気を争う存在となりそうだ。近2年の買い方を踏襲するなら、粗品がこの2頭のいずれかを本命視する可能性は高いと見るのが自然だ。

一方で、粗品といえば先日放送された「女芸人No.1決定戦 “THE W 2025”」で初の大会審査員を務め、「正直1秒も面白くなかった」「優勝賞金1000万円にしてはレベルの低い大会」といった辛口コメントが大きな話題となった。歯に衣着せぬ発言は賛否を呼び、テレビ業界全体を巻き込む騒動へと発展している。

この“女性芸能人への辛口発言”を競馬的サインとして捉えるなら、浮上するのが牝馬の存在だ。今年の朝日杯FSに出走する牝馬はコスモレッドとホワイトオーキッドの2頭。いずれもデビュー戦を勝ち上がったのみで、実績面では伏兵扱いが濃厚となる。荒れにくい2歳G1で穴馬を本線に据える可能性は低いが、お笑い業界のみならずテレビ業界に賛否両論を巻き返している粗品なら、ここでも波乱を巻き返してくれる可能性はありそうで、サイン馬券として一考する余地はある。

堅実傾向が強い朝日杯FSで、今年も王道か、それとも波乱か。的中三連覇を狙う粗品の選択は、レース結果と同様に大きな注目を集めることになりそうだ。 

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