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【コールドムーンS予想2025】連対は堅くヒモ荒れ注意。データが導くレース展望

2025/12/19 16:31
【コールドムーンS予想2025】連対は堅くヒモ荒れ注意。データが導くレース展望

今週日曜の中京競馬メインレースは、ダート1400mで行われる3歳以上オープンの別定リステッド競走「コールドムーンステークス」が開催。

過去3年の傾向を見ると、連対馬はいずれも5番人気以内に収まっており、勝ち負けに関しては比較的堅い決着が続いている。一方で3着には6番人気以下の伏兵が2頭絡んでおり、三連系の馬券では一工夫が求められるレースだ。馬齢別では4歳馬が3年連続で1着、2着を独占する圧倒的な成績を残しており、中心視すべき世代が明確となっている。ただし、3着に入った人気薄はいずれも5歳以上の馬で、ヒモには年長馬を組み込む必要がある。

今年は4歳馬が軒並み上位人気に想定され、軸選びが難しい構図だ。その中で注目したいのが、左回りコースで安定した強さを発揮しているダノンレジェンド産駒のワイワイレジェンドだ。狙いすましたローテーションでオープン入り2戦目を迎え、ここでの勝利を視野に入れる。近4戦は東京、中京のダートコースに出走して2勝、2着1回、3着1回と一度も複勝圏を外しておらず、舞台適性と安定感の両面から有力視できる存在だ。

上位人気が見込まれる3歳馬では、前走で3勝クラスを卒業したイントゥミスチーフ産駒のダノンフィーゴが挙げられる。勢いという点では魅力十分だが、このレースに限っては3歳馬の成績が振るわない。過去3年で3歳馬は2頭が出走していずれも着外に敗れており、データ面では不安材料を抱えている。

5歳以上の年長馬では、マインドユアビスケッツ産駒の5歳牡馬アッチャゴーラが注目の一頭だ。前走のグリーンチャンネルカップでは15着と大敗したが、これは出遅れが大きく影響したものだった。追い込み脚質ではあるものの、スムーズにゲートを出られれば能力を発揮できるタイプで、中京ダートコースでの勝ち星もある。人気が落ちるようであれば、波乱要素として一考の価値がある存在だ。

4歳馬を軸に据えつつ、年長馬の伏兵をどう絡めるかが鍵となるコールドムーンステークス。今年もデータと勢いの取捨が問われる一戦となる。 

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