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【ベテルギウスS予想2025】前走大敗の人気薄2頭、激走に警戒

2025/12/19 13:31
【ベテルギウスS予想2025】前走大敗の人気薄2頭、激走に警戒

今週日曜の阪神競馬10レースは、ダート1800mで行われる3歳以上オープンの別定リステッド競走「ペテルギウスステークス」が開催。今年はフルゲートの16頭立てでの開催が予定され、年末のダート路線を占う一戦となる。

昨年は京都競馬場のダート1800mで行われたが、今回は本来の舞台である阪神に戻っての施行となる。そこで参考にしたいのが、2020年から2023年までの4年間のデータだ。この期間においては、追い込み馬が一度も馬券圏内に入っておらず、極めて厳しいレース傾向が示されている。阪神ダート1800mは直線に坂があるとはいえ、先行力と持続力が問われるコースで、後方一気は決まりにくい。

今年は芝の重賞である新潟大賞典で3着に入るなど、ダートに限らず幅広い活躍を見せているハビが出走予定となっている。しかし脚質は追い込み型で、今回は59kgの斤量を背負う立場だ。能力は認めつつも、過去データと条件を踏まえると、人気を集めるようであれば危険な存在となる可能性がある。

前走ローテーションでは、福島民友カップ組が過去4年間で3勝、3着1回と抜群の相性を誇っている。今年このローテに該当するのがサンライズアリオンとマーブルロックの2頭だ。サンライズアリオンは阪神ダートコースで過去6戦してすべて3着以内と安定感が際立っている。今回は休み明け2戦目での上積みが見込めるうえ、前走9着敗退により人気が落ちるようであれば、馬券的な妙味は十分にある。

マーブルロックは休み明けから3戦続けて掲示板を外す苦しい競馬が続いているが、かつて3勝クラス、オープン特別のレグルスステークスを連勝した実績を持つ実力馬だ。全5勝のうち2勝を挙げている阪神競馬場のダートに戻る点は大きなプラス材料であり、舞台替わりをきっかけに復活の走りを見せるかが注目される。

追い込み不利という明確な傾向がある中で、好相性ローテとコース実績を重視したいペテルギウスステークス。今年も展開と位置取りが勝敗を大きく左右する一戦となりそうだ。 

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