【JRAエリザベス女王杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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牝馬チャンピオン決定戦「エリザベス女王杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

コスタボニータ(牝5、杉山佳明厩舎)

11/6(水)栗東・坂路(良)4F56.6-3F41.0-2F25.5-1F12.1(馬なり)

川又賢治騎手を背に栗東坂路で単走(レースは松山弘平騎手が騎乗予定)。しまい重点で無理をさせない軽めの調整でしたが、しまいはしっかりと伸びてラスト1F12秒1と前進気勢のある走りを見せました。1週前には栗東CWコースで3頭併せを行い、6F85.2-1F11.3の好時計をマークして2頭に先着。10馬身近く後方から追走しながらもラスト2Fは11.3-11.3の好ラップでまとめて2頭を交わして先着と、好内容の追い切りを消化しています。調教駆けするタイプではないので好不調の見極めが難しいですが、ここ最近の追い切りの中では好時計・好内容の追い切りを消化していることから、好調と見て良さそうです。

シンティレーション(牝5、池上昌和厩舎)

11/6(水)美浦・W(良)6F84.6-5F68.7-4F54.3-3F39.0-1F11.7(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。3歳2勝クラスの僚馬ホウオウシェリーを6馬身先行させ、道中は馬場の外目をまわって脚を溜めつつ追走。直線ラスト1Fは11秒7の脚で内から伸びて併入しました。脚取りは軽くコーナーの立ち回りも上手く、直線に入ってからの反応と伸びも鋭く、ラスト2Fは12.5-11.6の加速力を見せました。1週前はWコースで2頭併せを行い、5F66.9-1F11.6をマークして併入。手前もスムーズに替えることが出来ており、そこからは頭を低くしながら差しきってと内容も良好です。時計・動きはいずれも前走以上で、ここは力を発揮できる好状態にあると見て良さそうです。

ハーパー(牝4、友道康夫厩舎)

11/6(水)栗東・坂路(良)4F52.5-3F38.2-2F25.2-1F12.7(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いをブレのないフットワークで真っ直ぐに伸び、ラスト1Fは12秒7をマークしてゴールしました。軽めの調整でしたが、1週前に強く追われて負荷はかけられているので問題なし。その1週前は岩田望来騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F82.6-1F11.1をマークして4馬身差でゴールしました。ラスト2Fは11.3-11.1の好ラップで、あわせた相手も大きく突き放してと、時計・内容いずれも圧巻の内容です。しまいの伸びはここ数戦の中でもとくに良く見え、好仕上がりを印象付けています。