【函館スプリントS予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
サマースプリントシリーズ第1戦「函館スプリントS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
アサカラキング(牡4、斎藤誠厩舎)
6/5(水)函館・芝(良)5F64.4-4F49.1-3F35.7-1F11.0(馬なり)
函館の芝コースで2頭併せ。6歳1勝クラスの僚馬タイセイアーサーを7馬身先行させ、道中は僚馬を目標にリズム重視で追走。4コーナーでも5馬身ほど離れていましたが、3コーナー過ぎから楽な手応えで進出していき、直線入り口で並びかけると、最後で軽く仕掛けられるとラスト1Fは11秒0の脚で伸びて1馬身先着しました。6Fの時計はこの日の一番時計で、しっかりと動けています。1週前はWコースで一杯に追われ、5F65.4-1F10.9の好時計をマークしており、自己ベストを更新。美浦であらかた体は作られており、最終追いは函館でしっかり整われた印象。ここは万全の状態の臨めそうです。
サウザンサニー(牡4、岩戸孝樹厩舎)
6/5(水)函館・芝(良)5F66.3-4F50.8-3F37.7-1F11.5(馬なり)
菱田裕二騎手を背に函館の芝コースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬フジコウギャクを追走し、4コーナーで僚馬の後ろにピタリと付くと、直線は内に入ってラスト1F11秒1の脚で抜け出して1馬身先着しました。1週前もWコースで同じくフジコウギャクと併せ馬を行い、6F84.9-1F11.2をマークして併入。前半しっかりと脚を溜めることが出来ればしまいの脚は堅実に伸びてくれる馬で、今回の追い切りではしっかりとその意識を持って追われていた印象。本番も高いパフォーマンスが期待できる好状態にありそうです。
シュバルツカイザー(セ6、大竹正博厩舎)
6/4(火)美浦・W(良)6F84.2-5F67.8-4F51.7-3F36.7-1F11.1(馬なり)
美浦のWコースで単走。道中はキレイなラップを刻んでリズム良く進め、ラスト2Fは11.9-11.1と好ラップをマークしてゴール。1週前もWコースで一杯に追われ、6F80.0-1F11.0の好時計をマーク。4Fは49.7、ラスト2Fも11.7-11.0と時計は優秀です。前走と違って坂路を交えずWコースを主体に追われ、2週連続で速い時計を叩きだしてきた点は高く評価したいところです。右回りで追える点を考慮して火曜に追われている点も好感が持てますし、万全の態勢を整えています。