【根岸ステークス予想2023】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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フェブラリーSの前哨戦「根岸S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

レモンポップ(牡5、田中博康厩舎)

1/26(木)美浦・南W(やや重)6F85.0-1F11.8(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。4歳1勝クラスの僚馬キャミに1馬身半先行し、直線で馬体を併せると馬なりのままラスト1F11秒8の脚で伸びて併入しました。相手を待つ余裕を見せて余力を残したまま悠々と併入しており、軽めの内容ながら気配は良好。1週前に負荷をかけているので、すでに態勢は整っている印象です。その1週前は戸崎圭太騎手を背に南Wで併せ馬を行い、6F81.4-1F11.5の好時計であっさり追走併入。全体時計は1秒6も更新する好時計で、しまいも11秒5と抜群の切れ味を披露しています。1週前の時点で追い切り10本目と乗り込み量も十分で、年明け初戦としては申し分のない仕上がりを印象付けています。

テイエムサウスダン(牡6、蛯名正義厩舎)

1/25(水)美浦・坂路(やや重)4F53.0-3F38.3-2F24.9-1F12.0(馬なり)

蛯名調教師を背に美浦の坂路で2頭併せ(レースはC.ルメール騎手騎乗)。しまい重点に追われ、軽く仕掛けられると鋭く反応して内からラスト1F12秒0の脚で伸びて併入。しまいの反応と伸びを確認する程度の内容でしたが、1週前には坂路で一杯に追われて4F51.5の好時計をマークし自己ベストを更新しており、併せ馬にもあっさり追走併入としっかりやってきました。1週前の追い切りで12本目と乗り込み量も豊富で、中間は順調そのもの。秋初戦の東京盃はプラス14kgの余裕残し、前走のJBCスプリントスプリントでも状態がなかなか上向かずと近2戦は不甲斐ない競馬が続いていますが、ようやく態勢が整ってきた印象です。

オーロラテソーロ(牡6、畠山吉宏厩舎)

1/25(水)美浦・南W(やや重)6F86.6-5F69.7-4F54.7-3F39.8-1F12.9(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。障害未勝利の僚馬ワンダーサーイターを後ろに、3歳未勝利のラフトを前に置いて道中は折り合いに専念し、直線は序盤で横一線になると、3頭併せの真ん中からラスト1F12秒9の脚で伸びて内のワンダーサーイターと併入、外のラフトに1馬身先着しました。終始手綱を持ったままの馬なり調整でしたが、調教駆けするタイプでは無いわりには素軽い動きでしっかり動けています。1週前は原優介騎手を背に南Wで併せ馬を行い、一杯に追われて5F66.5-1F12.8で自己ベストを更新とこの馬なりに良化が目立ってきました。