【JRAサウジアラビアRC予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
2歳重賞の「サウジアラビアRC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
コマンドライン(牡2、国枝栄厩舎)
10/6(水)美浦・南W(良)6F83.1-5F66.1-4F51.6-3F37.2-1F11.5(馬なり)
C.ルメール騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬サトノラディウスを2馬身追走し、直線は馬なりのままでも絶好の動きで伸び、終いは1F11.5をマークしてクビ差先着しました。動きは前走以上で全体時計も自己ベストを更新と好内容の追い切りを消化しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F84.1-1F11.7の好時計をマークして併せ馬に併入。1週前は長めに追われて、最終は終いで絶好の動きとここまでの調整過程は順調そのもの。折り合い面にも不安はない走りで、仕上がりは万全と見てよさそうです。
ステルナティーア(牝2、岩戸孝樹厩舎)
10/6(水)美浦・南W(良)5F68.0-4F52.7-3F38.1-1F11.5(馬なり)
美浦の南Wで3頭併せ。僚馬ダーリントンホールとランドアーティストと併せ、直線は3頭併せの真ん中から馬なりのまま駆け抜け、3頭並んでゴール。追えば弾けそうな手応えはありましたが、オープン馬相手に馬なりで楽に併入しており、まだまだ奥がありそうです。手前の切り替えもスムーズで、併せ馬に前に出られた際も動ずることなく走りきりました。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F80.8-1F11.6の好時計をマークして併入。強めに追われた2勝クラスの相手に楽に並びかけており、潜在能力の高さを感じさせる内容の追い切りを消化しました。楽々と時計を出している点からも、引き続き状態は良さそうです。
ウナギノボリ(牡2、音無秀孝厩舎)
10/6(水)栗東・坂路(良)4F52.1-3F37.7-2F24.8-1F12.8(一杯)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬ラキエータを半馬身追走し、外ラチ沿いを強めに追われると、力強い反応で伸びて1馬身先着しました。1週前は坂路で2頭併せを行い、馬なりのまま4F53.7-1F13.6をマークして併入。先週は軽めでしたが、最終はびっしり追われて併走馬に楽に先着と良化してきました。気性の幼さがまだある馬ですが、フットワークは安定しており、手前替えもラスト1F過ぎてからと遅れはしたものの反応の良さと重心の低い力強いフットワークは中々のものでした。まだまだ良化の余地は感じますが、状態の良さを感じさせる追い切りでした。