【七夕賞2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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福島の名物レース「七夕賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アンティシペイト(牡5、国枝栄厩舎)

7/6(水)美浦・南W(やや重)5F68.5-4F53.2-3F38.0-1F11.5(馬なり)

武藤雅騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ハヤヤッコを相手に3馬身先行し、コーナーは大外を回って、直線は相手に並びかける隙を与えず、馬なりのまま2馬身置き去りにしてゴールしました。終始馬なりでもコーナーを回ってきた際の手応えは抜群で、十分に負荷はかかった印象です。1週前も武藤騎手を背に南Wで追われ、5F66.3-1F11.2の好時計をマークして併せ馬に半馬身先着と、中間は順調そのもの。前走は久しぶりにブリンカーを装着して勝利しており、今回もブリンカーを付けて追い切りを消化。当日レースで付けるかどうかは未定ですが、集中して走れており動きは良化傾向にあります。

ヒュミドール(セ6、小手川準厩舎)

7/6(水)美浦・南W(やや重)5F72.1-4F55.9-3F40.2-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬レオプレシードを5馬身後ろに置き、リードしながら余力十分に直線を向くと、序盤は外に気が散って舌も出してと遊びながらでしたが、スイッチが入ると一気に後続との差を広げて3馬身先着しました。しまいだけ軽く追われる内容で目を見張るのは最後のゴール前の鋭さくらいですが、1週前は南Wで5F65.8-1F11.6と自己ベストに近い全体時計で最後も良い加速ラップを刻み、日曜の追い切りでも1F10.9の好時計をマークしているので、先週の時点でしっかり仕上がっていた印象です。最終も引っ張りきれない手応えは見せており、いつでも力は出せそうな気配です。

フォルコメン(セ6、堀宣行厩舎)

7/6(水)美浦・坂路(やや重)4F56.7-3F40.6-2F25.5-1F12.2(馬なり)

石橋脩騎手を背に美浦の坂路で単走。全体時計は平凡ですが、しまい重点に追われる内容でラスト1Fは12.2と好時計でしっかり伸びています。最終は調整程度の軽めの内容でしたが、1週前は南Wで強めに追われており、時計も5F66.2-1F11.0と自己ベストに近い時計をマークしてしまいも力強い反応を見せて11秒0と意欲的に追われています。マイルを主戦場としていた馬で、気性面の課題もまだ残していますが、強めに追われた先週は併せ馬でリズムを乱さずゴール板を駆け抜けており、この時計でも息遣いは良好でした。追い切り通りリズム良く運べれば見せ場は作れそうです。